ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

本気でプロを目指していたときがワタシにもありました…ええそれが原因でバンドを辞めたこともあります。

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「それでは、ステキなセッションを。」by 福きつね まんがタイムきらら 2022年5月号p114 芳文社

 

学生時代、最初に組んだバンドは「男3女1」の4人編成。キーボード&ボーカル(兼アコギ)がリーダー兼フロントマンで、それに女性がギター(兼キーボード)、ベース、ドラムでした。ワタシはドラム。たまに静かな曲では(手持無沙汰で)ギター弾いたり。

2年半くらい続いたんですが、タイトルの「プロ志向かVSアマ志向か」が原因で抜けちゃったんですよねワタシが。

確かにあまり上手くもないバンドだったかもしれませんが、しっかりオリジナルの曲もやってたし、みんなまあまあヤル気はあったと思ってました。…そうだ結成当初はもう一人ボーカルがいたなぁ。すぐ辞めちゃったけど。

ところが、あるとき練習後のミーティングで「コンテストに出よう」とワタシが言っちゃったんですよ。たぶんみんな反対はしないだろうくらいの気持ちで。

ところがどっこい、誰も賛成してくれない。それどころかいろいろ反対理由を挙げて「なにイキっちゃってんだよオマエwww」みたいに言われちゃって…。

一直線にプロを目指して動くというわけじゃなくて、とりあえずポプコンみたいなのに挑戦してみるといいんじゃない?というつもりが…ダメでしたねーそこから一気にいろいろが吹き出しちゃって。

その「ホンの1時間ほどのミーティング」で、結局ワタシはバンドを抜けました。

実はギターのオンナノコと付き合ってたのですが、その後(すぐにさっぱりと別れはしませんでしたが)距離が出来てしまったんですねー。あの1時間って何か呪われていたんじゃないかといまになって思います。

その後、そのバンドは後任ドラマーを入れて2回ほどライブをやったようです。ええ、一度は観に行ったんですよそのコに「こんど○○で演るから」と連絡があったので。

後任のドラマーは…たぶんワタシより上手かった。でも(やっかみかもしれないけど)あのバンドには合ってないと感じました。

でも演奏が進むにつれて…「自分がみじめ」な気持ちが湧いてきて、途中で帰ってきちゃった。ああ、オレはもうこのバンドに戻ることはないなぁと思いましたね。帰り道、泣きはしなかったけどみじめでキツかったなぁ。

その後、私は別のバンドを組んで活動。前に書いた「空中分解寸前からリカバリー」したあのバンドで、いま思えばあれが一番良い感じのバンドだった気がします。もうその頃にはプロ志向なんて口に出しませんでしたけどw。でも、もし「メジャーでやらしてやるからメンバー集めろ」と言われたら彼らに声を掛けると思います。

そして例の「ぷゲラ」喰らったバンド、次が「練習帰りにクルマ全損」したバンドと…ちゃんと組んで活動したのは3つですかね。他にもヘルプや一発イベントで参加とかはしてましたが。

正直、あの1時間は「いま思えば」良かったのかもしれません。でも「勢いかもしれないけど人生かけちゃえ!」って突っ走れてたら、いまごろどうなってたかなぁ…とは思います。

 

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あーなんだかまた長文だぜ。ともあれ「それステ」。あ、大事なこと忘れてた。以前に記事にしたとき、是沢のベースを「テレキャスターベース」と書いてしまいましたが、間違いです。正しくは「プレシジョンベース」です。いわゆる初期タイプ、オリジナルとか呼ばれるヤツですね…いえあまりよく分かってませんすいません(だからテレキャスベースとか言っちゃったわけで

是沢イイコだ。「なんで君が泣いちゃうの」とか言われてるけど、音楽でもなんでもそうだよ、やっぱり「感情のうねりが強い」タイプじゃないと、きっと「全身全霊を注ぎ込む」ことってできないですから。

メジャーデビューは「プロ志向」だと大きな「(中間)目標」です。そこをクリアして次なるステージへ進むザ・スプリンターズ…いいベーシストを得てブレイクするところまで描いてほしいですね。うん読んでみたいよね。