ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

小さいころ「転んだときに手がふさがっていると危ないから」という理由で手提げカバンを持たせてもらえなかったんですよね。

「ばっどがーる」by 肉丸 まんがタイムきららキャラット 2022年8月号p62 芳文社

 

もう滅多なことでは目にしないのですが、ワタシが子どものころは「マジソンバッグ」というのが流行ってまして、男子はほとんどみんな持ってました。

ワタシも欲しいとお願いしたのですが、親は断固として「リュックタイプ」しか買ってくれません。理由はタイトルのとおり。あと「片手で重いバッグを持つと背骨が曲がって姿勢が悪くなる」とも言ってましたね。

いまになって思えば、親の考え方は正しかったと思います。ええ確かに「親の言葉とナスビの花は千にひとつのムダもない」とはよく言ったものです。子どもの要望を簡単に蹴っ飛ばすのは良くないことかもしれませんが、当時のワタシのオツムレベルでは、そもそも理解できなかったでしょうから。

そういうこともあってか、バッグは基本「肩掛け」ができるものを選びがちです。さすがに「両肩にしっかり背負うタイプ」はビジネスには不向きだと思ってますので選択肢から外れますが。

そして「いかにもオッサンスタイル」だとぷゲラされそうですが、やはり小ぶりな「ウエストポーチ」の類は必須です。そうだなぁ、スマホより大事かも。

以前の職場(映像関係)で愛用していたのが、今回お借りしたコマにあるような「ポケットがいっぱいあるベスト」です。アルバイト時代からだと10年以上は「ラクダのファッションのメインアイテム」として常用されていました。いや正確にはファッションではなくて機能性のみで使用してましたっけね。

拾った石を詰めたことはありませんが(笑)撮影中に必要になるであろうモノは、可能な限り詰め込んでました。実際何度もそれに助けられてます。いまみたいにコンビニも多くなかったし、現場が山の中とかだと「アレが無い!」というだけで、撮影が続けられなくなったりしますから。いやマジで。

 

 

さておき「次にくるマンガ大賞」にもノミネートされました「ばどが」。最初のころに比べるとあとりさまのキャラがずいぶん変わった…んじゃないなバレてきてるだけだねコレは。

ファッションセンスって大事だとは思うんですが、素材がイイと何着ても似合う気もします。あえてダサっぽいのもアリになったりします。ええ個人的意見です。

「これを着ると(周りから見て)良い」とか「こういう服を着たい」というのではなくて「私を着ろ!という服の主張」を察するあとりさまはスゴイです。でもそもそもそういう服がクローゼットにあること自体がスゴイです。

そして優の分析の文章、最初読んだときは流しちゃったんですが、改めてしっかり読むと「一応優なりにマジメな分析」をしてるのがスゴイです。これ作者さんがひとりで考えたのかな、それが気になります。

ともあれ、キャラットから「次マン」ノミネートが4作品も出たわけで、それぞれの作品への愛が溢れている民が大勢いるということですね。ワタシもそれぞれに推しどころがあってどれかを選ぶことはできませんが…でもこの大賞は4コマ以外も多い(てかほとんど)ので、その点では「ばどが」は強そうです。期待してます。