
「@ヤツデイズ|by SIAN まんがタイムきららキャラット 2026年9月号p154 芳文社
「じっくりと読む」「じっくりと観る」気にさせるコンテンツは、作品そのものが良く出来ているのは当然なんですが、なにかしら「上手な看板」を出してたりするものです。いくら作品が良くても、読み手がそこへたどり着くことができないと「存在しないのと同じ」なのは、残念ながら事実です。事実だと思います。
かと言って、日々膨大なコンテンツが産生されている現代においては、その「看板」だけを見て回ることすら容易じゃない。ましてそこから本編にも踏み込む作品を選出するわけですから、正直「選別作業だけであっぷあっぷに」なるんですよね。
だから、ある程度「ふるい分け」「事前選別作業」をせざるを得ない。つまり「最初からステるもの」を決めて、フィールドを区切っておく。ワタシの場合はそれが4コマまんがというわけです。
そして、4コマのなかでも「絞り込み」をしています。たとえば「竹書房は月刊誌を追わない」。別に竹書房の4コマが良くないというのではありませんが、芳文社に比べると「ゲスト掲載枠が少ない」ので、月刊誌購読のメリットである「思わぬ良作品や作者との出会い」の面で弱いかなと。あとやっぱりあの「紙質」「印刷の質」はちょっとね。あ、単行本は買ったりしますけどね。
最終的には、大体1/3がいわゆる「作者買い」になります。もちろん作品自体によっては好き嫌いは出てきますけど、まあほとんどの作品がスキになるものです。
4コマ作品でお気に入りだった作者さんが、非4コマを描かれたときはチェックします。ええ一応。あときららフォワードなんかは最初から4コマじゃなくても読みますね。ええ一応。
ともあれ基本的に、現時点で追っかけている作者さんは「4コマ誌で出会った」のが7割くらいで、リアルで誰かにススメられたというのはほとんど無いかも。
あと意外に多いのはX(旧Twitter)で偶然読んで良かった(ハマった)というヤツで、これは昔には無かったことですね。

さておき「@ヤツ」。てか、この作者さんにかなり既視感があるんですけども…気のせい?なんか別名義でTwitterとかやってない?…やってないかー気のせいかー。
画もさることながら、オハナシのテンポがあまりにも良すぎて…たとえが正しくないのを承知で言うなら「オール阪神巨人」の漫才のテンポ。別なたとえをするならテニスでのボレーの応酬みたいなテンポ。もっと別なたとえで「西成のオッサンの口ゲンカ」のテンポ。うん、伝わらないよね(笑)。
ワタシはどちらかというと「まったり目にオハナシが進む」のがスキな方なんですが、このハイテンポなやりとりも、ちょっと関西人的にハマるところがあります。4コマかけてつくる起承転結をヒトコマでやってのけてる感じ。かなりスキ。すごくスキ。
今回は2号連続ゲストの2話目でいったんおしまい。「次号から連載」とはなりませんでしたが、この感触は「何か月かインターバルを挟んで連載」となりそうな予感。期待してます。











