ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

あんまり好きじゃない人との間合いの取り方ってムズカシイよねー。

「またぞろ。」by 幌田 まんがタイムきららキャラット 2022年8月号p43 芳文社

 

何となくグループでつるんでいたり、いろんな理由で一緒に行動したり、そういう「かたまりの人間関係」では、特別仲が悪いとかじゃないけど気の合うタイプでもないという人がいるものです。

うっかりケンカとかしちゃうと「修復しにくいかも」と感じて、ついつい遠慮がちな接触になっちゃうことも。意見が対立したときでも、面と向かって反対できなかったり。ホントに仲が良ければ「言いにくいことも言い合える」んですけどね。

一方で「趣味はちがうけれど気が合いそう(♪ノーポイッ!)」だけど「なかなか距離が縮められない」という場合もあります。無理に近付こうとか思わずにタイミングよくコンタクトできるといいんですが、どういうわけかそれができない。ヘンなアプローチで「え?…なにこの人」とか思われちゃうとヤダなと。

そういうことから、どうしても「似たもの同士が友だちになる」のは仕方ないことではあります。でも「自分とはタイプの違う友だち」をもっていると、人生で思わぬ展開につながったりしますから、少なくていいので「似てないタイプ」と友だちになれるとよろしいかと…。

 

 

最初このヒトコマで書こうとしていたことからちょっと離れちゃったんですが、さておき「またぞろ。」です。キャラット「次マン」第4弾、2回目のノミネートですのである意味筆頭作品ってことかも。ワタシも去年の4コマオブザイヤーで一票入れましたし。

一番マトモな詩季さんですが、巴との関係に悩む様子は「あーそういうタイプかー」と思ったり。繊細だけど「相手の気持ち=自分で変えられないこと」には「仕方ない」と割り切ってあまり悩まないタイプかと勝手に思ってました。

ともあれ、今回はそんな二人の距離がぐっと近付く良いお話でしたね。それとカラーページの色合いがとてもステキです。こういうのが単行本でモノクロになっちゃうのってホントもったいないなぁ。まあそのかわりに「巻頭カラー描き下ろし」とかがあるので単行本も捨てがたいんですけどね。

あと楓がイイ動きをしてました。狂言回しというか「話の本筋ではないところに上手にスパイスを(濃い目に)ふりかける役」とでも言いましょうか…アニメ化したら一番イキるタイプですね、ぜひ!>芳文社さま。