ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「犬を飼うと(思考の袋小路にある)全ての問題は解決する」というツイートをブックマークしていて、ときどき読み返してます。

「リリカお嬢様に振り回される!」by メイス まんがタイムきららMAX 2023年4月号p165 芳文社

 

…実際に飼ったことはないのですが、それでもわかる気はします。

当該ツイートは犬が「役に立つとか立たないとか」を言いたいわけではないですたぶん。そうだなぁ…「犬がいない」と望ましからざる方向へと転がる思考や事象が「犬がいる」と好ましい方向へと向かう可能性が高い、ということじゃないでしょうか。

ただ「生き物を飼う」ことにはそれなりの責任がついてきます。その「責任の重さ」を思うと、まだ飼えないかなぁと。いえ別にこれから飼えるようになるとも思ってませんが、たまに「夫婦2人だけの生活になったら犬を飼うと良い」という話を聞くものですからね。もしかすると…とは思います。

 

 

さておき「リリ振り」。4コマオブザイヤーの新刊部門で、私が筆頭に挙げた作品です。あーコメント書けなかったのが残念だー。

この作品は個人的に「単行本で読む方が面白い」と感じたのですが…なんでだろう?自分でもその理由が分析できてないのですが、毎月の連載で読むのもよいけど「これだけを単行本で何度も読み返す」と大変よろしいかと。

私的に相当シビアな状況だった昨年の9月以降、この作品(単行本)は何となく毎日繰り返して読んでました。

お嬢様と家政婦の日常。歩けないお嬢様は歩けるようにならないしそうなる気配もない。家政婦は家政婦で、お嬢様に振り回されつつも淡々と日々の仕事をこなしていく。そこには「奇跡」も「魔法」もなくて、しいて言えばほんのわずかなご都合展開があるだけで…そういう作品だと思います。そこがすごく良いのですよきっと。

別に「心の支え」などと持ちあげるつもりはないのですが、この作品の単行本が、あのタイミングで発売されて、それを買って読んでなかったら「望ましからざる思考」に陥ってたのかなぁなどと思ったりしてます。

そうそう、あのころメンタル含めて調子が良ければ、永野さんが一人酒やってるブロマイドが欲しかったので「人生初ゲーマーズ」ってこともあったかも。

あと単行本の装丁がこれまたとてもよろしいのです。表面がつや消しで部分的にゴールドが使われていて…。これ通販じゃなくて実店舗で買ったのですが、やはり「紙の本は…いい」と再認識させられました。環境が許さないのでいつかは自炊することになっちゃうんでしょうけど、できるだけ紙のままで手元に置きたいと思ってます。