「ハコイリクリエイト」by 行町咄 まんがタイムきららMAX 2023年4月号p23 芳文社
…いえまあ私がいま寝てるときに着てるのはジャージとパーカーなんですけどね(笑)。
今回のヒトコマでハイルさんが着てるのは、おそらくですが「シルクのパジャマ」ではなかろうかと思うのですが、こういう「上質の生地」できちんと作られた衣類の良さってスバラシイなと感じた経験があります。
私の場合は「シルクのトランクス」だったんですが、あの「穿き心地の良さ」と「機能性の高さ」はいまでも忘れられません。記憶では定価5千円超の商品がバーゲンか何かで「半額」だったはず…いや1万円超が5千円だったっけ?ともあれ、ちょっと悩んで「いやこういうチャンスはまず無いしな」と買ってしまいましたが、ホントいいモノでした。20年以上前ですね(もちろんもう無いです)。
下着とか寝間着とか、人に見せるのが前提の服じゃないけど、絶対的に「快適さに大きくかかわる」モノは、しっかり吟味してお金もかけて…まぁできる範囲でではありますが…というのは大事です。とか言いつつあれ以来シルクの衣類を買ったことはないんですけどね(だって高価すぎるもんね:笑)。
そういえばすごく昔に、雑誌の記事だったかでカメラウーマンの安珠さんが「恋人にはパジャマをいっぱいプレゼントしたい」と言ってて、女性にとってパジャマって特別な衣類なんだなぁと感じたのを思い出しました。
さておき「ハコクリ」。今回もギョーカイ豆知識が光る作品です。そっかー、チラシの誘客効果ってそんなに低いのか―。いやマジでビックリだー。
そして今回はタイトルコマのおねんねハイルさんがまた大変によろしいです。はじめてこの作品からヒトコマお借りしたときにも書いたのですが、作者さんの「衣服の表現」ってのが個人的にめっちゃ刺さります。トランクスと一緒にしちゃうと怒られそうですが、あの「肌ざわりや柔らかさ」が「ゴチャっとしない線で表現されている」のがとてもスキです。ついでに言うとハイルさんの体温とかまで伝わる気さえしますから…おおエロオヤジっぽくてイカンかなこういうこと書くと(反省)。
ヒトコマがタイトルコマだったので、もうひとつ刺さってきた「ポニテハイルさん」のコマもお借りしました。ええ反則的なまでに似合ってますもんね。そしてここでも「エプロン&シャツの背面にできるシワ」などという私のフェチを狙い撃ちする表現が…ぁぁ(思わず両手で顔を覆うラクダ)
最後の不穏な引っ張りかたはスゴく気になりますけど、そうこうするうちに単行本も出るようですので、しっかりオハナシを展開していってもらいたいなぁ…うん2乙にならないように祈願してます。