ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「そのうち」だったのが急に「余命宣告」されると、宗教やトンデモに走ったりするようなものだったのかもね>オカルトブーム

「1979年地球の危機」by 原 作原 まんがタイムきらら 2023年3月号p132 芳文社

 

あのころの自分の感情とかって、いまとなっては思い出せないというのが正直なところなんですが、それでも「オレたちって30まで生きられないかもな」「天寿を全うできないんだよなきっと」みたいな話をしていたのは覚えてます。

人類が滅亡するはずの年から、そろそろ四半世紀が過ぎてしまうんですね。こうして振り返ると笑いバナシなんですが、あの頃って「東西冷戦」からの「第三次世界大戦」の勃発、そして「核の炎により人類滅亡」って、決して「ありえない未来」ではなかった気がします。いやホント、一歩間違えるとそういうルートでバッドエンドだってあったかもよ。

まあ結局そんな未来は来ずに、こうして生きているのですからメデタシなんでしょう。ただ、あのときの「学び」として覚えておきたいのは、人間ってヤツは「1999年という終末点(≒余命宣告)」が示されてしまうと、「いつかそのうち」という心持ちで生きているときには考えもしないような行動(≒オカルトブーム(≒宗教やトンデモ医療))をとってしまうということです。個人的には「大事な学び」だったと思ってます。

あ、白状しておきますが、私も「第三次世界大戦」は起こると信じていたクチです。その先には「核戦争」が当然あって、全人類ではないにしろ「かなりの死者が出る」だろうなと思ってました。これから先、世界規模の戦争が起きるかどうかはわかりませんが、この年齢になると「まあ自分は死んでもいいけど、子供たちは生き残って未来につなげてほしいな」などと思ってたりします。ええなんとなくね。

 

 

ともあれ…5か月ぶりの更新ですね。マジで「スキャン画像の処理方法」とか忘れてますので、なんかヘンなところも…てかタイトルコマのモアレが取れないんですけどー(汗)

さておき「センキュー!80!」から、また一歩時代をさかのぼって70年代へと突入した作者さんの新作。「待ってた!」と「…こう来たか」がミックスしたのが一読した感想です(いやホメてるのよ)

何でも食べちゃう探査ロボさん。最初「Dr.スランプ」の「ガッちゃん」を連想したんですが、ちょっと寄生獣っぽくもあります。柔っこいのはスキです。

随所に仕込まれているネタを逐一取り上げることはしませんが(しきれませんが)、個人的にはやはり当時のクルマに目がいきますね。…ブルーバードが懐かしすぎます。進学指導の英語の先生が乗ってたんだよ確かコレ。直6を自慢してたっけなぁ(トオイメ)。放課後の進学組への特別授業のアト、遅くなって暗いときは「女子だけ送っていく」という…あからさまにエコひいきな先生でした(苦笑)いやわかるけどね夜道は危ないからね。でも結局我ら男子は誰も乗せてもらえなかったよなー。

それはともかく、オカルトコメディとしては10ページに結構ツメ込んだ感があるんですが、これゲストで何話までいくんでしょうか。お話の回収要員なのかトリックスターなのか不明なドジモリさんも気になりますけど、3日間での展開が予測つかない。言い換えると楽しみではありますね。

あと…さすがに1979年に高校2年生だったということはない…よね?>作者さん

 

そうそう、ツイッターではちらっと書いたんですが、今回の停滞理由は「心身の不調」→「一親等親族の死去」→「仕事上の壊滅的トラブル」→「一親等親族の死去その2」→「台所事情の悪化」→「その他もろもろのアクシデントの追い打ち」というシビアな現実と格闘してたせいです。ええいまも進行中ですけどね。うんガンバるよ。