ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

たとえば「映画バカで映画に関することだけしかしない監督」だと、やっぱりいつか行き詰ってしまうんでしょうかねぇ。

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「瀬戸際女優!白石さん」by 櫻井リヤ まんがタイム 2022年3月号p127 芳文社

 

でも個人的には何となく「そんな映画バカな監督」にしかつくれない映画があるような気がして、そんな作品を1つでもこの世に存在させられるなら、きっと「映画バカ監督」はそれだけで人類に貢献しているような…ええ個人的な意見です。

それでも「じゃあ自分ならどちらになりたい?」と問われれば「いろんな経験をして柔軟さのある監督」になったほうが幸せなのかなと思ったり。

個としての人間に立ち返ると、やはり幸せな人生を送りたいのは本音。でも「超個体」の人類としては「誰かの不幸が源泉でも、人類のプラスになること」に期待してしまうのも本音だったりしますね。ううむ、人間は(いや私は)自分勝手だなぁ(苦笑)。

 

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さておき「白石さん」。おぉなんかもう夫婦じゃんこの2人(笑)。

巨匠とか呼ばれる人って、案外奥さまにだけは頭が上がらなかったりする感じがありますね。まあ今回のお話では「本人は気付かないけど実は奥さまの手のひらの上」ってヤツですからちょっと違うかな。

毎回毎回、面白いエピソードで攻めてくる本作。真島監督がいつになくガチガチなところが見どころです。あぁあと本気で料理しちゃうんだね真島さん。先輩の巨匠の良いところをすぐ見習っていく姿勢ってけっこうスキです。