「昭和喫茶のカツサンド」by 酒井だんご 俺流!絶品めし vol.36 p185 ぶんか社
もちろん、それはそれで良さがあるんでしょうし、作りたてをすぐ食べてもらえる喫茶店と比べるのはフェアじゃないとは思います。でも、だからこそ、サンドウィッチは「作りたてか否か」の差が大きいんですよ。
前に書いたんですが、一番好きなサンドウィッチは「キュウリ&からしバター」のみのヤツでして、そのパンも「かるーくトースト」してあるのがベストです。でもお店で出てきたことはないんですよねそういうのって。
カツサンドみたいな食べ応えのある具なら、ちょっとしっかり目にトーストしてあるとイイでしょうねぇ。そして挟む面がキャベツの水分に負けないように、加減良くバターも塗ってあるとイイかな。そうそう、キャベツはシッカリ水を切っておいてね。
こういうメニューって、基本的な作り方はあるにしても、絶対「その店ならではのナニカ」があるんですよね。たぶんマスターとかが、相当「研究と試行錯誤」を繰り返して創り出していると思います。
カツサンド自体、日本独自のメニューらしいです。パンもカツ(コトレット)も海外のものなのに、それを組み合わせたカツサンドが日本で生まれたのって、不思議な感じがしますよね。
さておき、今日は1年近く前の「俺絶!」から。どのコマをお借りするか迷ってるうちにスルー状態になってしまったんですよ。しまったしまった。
この教授がね…メガネかけさせるとワタシの大学1年のときのドイツ語の教授にそっくり。チビ…じゃなくて小柄でちょっと小太りで柔和な感じで、学生にも丁寧語で話す教授でした。この教授に会わなければ、オペラをテーマに卒論を書くことも無かったでしょうね。クラシック関係の訳書もあった方です。
ゼミとかは無かったのですが、ワタシが中心になって立ち上げた同好会の顧問もやってもらいました。そういうことをやろうという意気込みを、とても高く買ってくれたのがウレシかった。残念ながら数年で消滅してしまいましたが、いろいろ勉強になりましたね。楽しかったですホント。
作者さん、ヒトコマお借りするのは2回目です。最近ちょっと「ごはん日和」や「絶品めし」で見かけないのが残念です。また登場してほしいなぁ。お願いしますよ>ぶんか社さん