ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

ワタシは「なりゆきまかせのIターン組」ですが、これは真実だと思います。

「ローカル女子の遠吠え」by 瀬戸口みづき まんがタイム 2023年12月号p38 芳文社

 

「置かれた場所で咲きなさい」は何かの本の題だったと思うのですが、このコマでその言葉を想い出しました。自分で動いてたどり着いた場所でも、何かに流されて流れ着いた場所でも、まずそこにいる自分の「存在することを愛する気持ち」を育むことは大事です。

そりゃあ目的地が明確なヒトから見れば、たぶん価値ある行動には見えないでしょうけど、ヒトにはそれぞれ「運命のようなもの」があるはずで、それに導かれている気がします。だから「流れ着く先が正解」というヒトもいるんだと思います。

ワタシはそうやって生きてきて、100%ではないけれど納得してますし、そうこうするうちに「いま居る場所に骨を埋める」のも悪くないと感じますからね。

何かまた「なりゆきまかせで別の土地へ」という可能性もあります。積極的に「ここを離れたい」とは思いませんが、かと言って「ここから絶対離れたくない」というほどでもなかったりします。

以前にも書いたんですが、基本は「旅人気質」なんでしょうね。「ここは悪くないな」と思えば長居するし、なんとなく「風に誘われた気がして」ふらっと宛てなく動いてしまったり。ええ、ケッコウ好きですよ、自分のこういう性格は。

でも、何かしらの事情で「ここから動けそうもない」事態になったなら、そこが多少不満でも「好きになるように気持ちを向ける」ことはするべきだと思います。案外「自分の好みの側面」があったり、あるいは「不満だと思っていたことが、いつも間にか自分にとってそれほどイヤじゃなくなってたり」しますから。

ただ基本的には「無理に思い込むこと」だけは避けた方がいいかな。「イヤな面はイヤ」という気持ちは、抑え込まない方が人生にプラスになるはずです。

 

 

さておき「遠吠え」。もう10日以上連続で「過去号振り返りヒトコマ」ですが、まだまだ「自炊もせずスルーしてた」のがありますのでしばらく続きます。

山の怖さを理解していない人、最近は特に増えてる気がします。やっぱり登山口までのルート(車道)が整備されて、その気になれば3000メートル超級でも日帰り登山ができちゃうからでしょうね。昔は夏になると夜行列車に大勢登山客が乗ってたりしたんですけどね。新宿なんて夜行待ちのザック姿のオッサンだらけだった覚えがありますもん。

「週末や短い休みがあれば、ちょっとでもいいから山の空気を吸いたい!」ってヒト、いまの時代いるんでしょうか?いやまあいるにはいるんでしょうけど、昔に比べるとグッと減ってるようです。だから彼ら御用達だった夜行急行とか(ほぼ)絶滅してますよ。なんとなく残念な気持ちです。

ともあれ、サンダル履きの軽装登山者なんて絶滅してほしい(過激派)。ジジィっぽいこと言いますが「山をナメるな!」と思います。水馬さんには共感至極です。富士山原理主義者な水馬さんではありますが、モノの見方考え方はしっかりしてますから、今回のヒトコマのセリフのような言葉が出てくるんでしょうね。スキなキャラです。