ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

学生時代、ホテルのビル最上階にあったラウンジでバイトしてたときの服装がこれでしたねー。

「オネェの恋のはじめかた」by 真木たなひ まんがタイムオリジナル 2023年4月号p152 芳文社

 

ネクタイだけはワンタッチの黒ボウタイ(蝶ネクタイ)でしたが…。写真撮っとけばよかったかなぁ(笑)。

ワイシャツから靴まで全部貸与されて、クリーニングとかも全部店のほうでやってくれてました。その点は良かったのですが、当然のように「身体本体は自前で整える」わけです。

当時は大学の寮に入っていたので、風呂の時間はそれほど早くなくて、バイトのある日は銭湯に行くことになるんです。あと床屋にもそこそこの頻度で行くことになり、ヒゲや爪やいろいろ整えて…そんなこんなでコストもかかるバイトだった覚えはあります。銭湯って意外に高いしね。

前にも書いたように、客層は良かったです。一応カラオケなんかもありましたが、歌うお客がいるほうが珍しくて、立派なプロジェクターでは大抵ジャズとかのライブビデオが流しっぱなしでした。

店…というか店長(女性)のポリシーで「バイトは現バイトのツテ(紹介)で探す」ということでして、私も友人に誘われて入ったんですが、やはり「ああ、ここはあまりテキトーなヤローには向かないな」とは感じました。丁寧な応対はもちろん、気配りができるとか、ラウンジの雰囲気を壊さない上品さが求められましたから。いえ私はそれほど良いバイトくんではなかったかもですが。

でも「学ぶことの多いバイト」でもありました。ちょっとしたグラスの置き方や、灰皿の片づけ方なんてのは、あのバイトをやってなきゃ縁のないことだったでしょうし。

さておき、ベストとかトゥラウザーズとか、その手(黒服系?)独特のデザインとか機能性ってのがあるようで、ベストなんかは両肩の部分の幅が狭くてVゾーンが広くて腕ぐりが大きくて、伸縮性も含めかなり動きやすかった。トゥラウザーズも片ヒザをついてもつっぱる感じが無くて、よく出来てたと思います。業務用なんでしょうねたぶん。

そうそう、バイトの採用方法のせいか、当時一緒にやってた連中は全員「関西出身」でした。そしてなぜか全員「関西人だと思われないくらい標準語が普通にしゃべれる」という共通点もありましたね。バイト中はお互い標準語なのに、終わったとたん関西弁になったりしておかしかった。

店ももう無いし、当時の連中とも連絡は途切れてますが、いま思い返してもいいバイト経験でした。店長元気かなぁ…。

 

 

思い出話が長くなりましたが「オネ恋」。「この子が登場する回は間違いない」と思わせる「火野さん回」です。そしていままでの「学校の演劇部」という属性から一歩踏み出しての「イベント参加ネタ」…うん、実に自然で当然で本領発揮なあわちんです。

本来予定されていた売り子さんがどういうキャラかは分かりませんが、おそらくそれを凌駕するであろう「くるみん&なぎなぎ」コンビですから、災い転じてというヤツですね。そしてこのコンビを斡旋(?)したのがみなもん…と。案外どこかから事の成り行きを観察してそうですな。

そして胡桃沢くんの「ヒトの趣味や好みを否定しない」という姿勢には学ぶべきものがあります。迷惑かけたりしなきゃ「何を好きでも自由」なはず。でも「自分の好きなモノだけが正義」になってしまう人って多いですからね実際。

こういうメンタリティはやはり育った環境によるものでしょうか。それとも自分の「オネェ属性」によってもたらされた経験がそうさせたのでしょうか。いずれにしろ学ぶべきものがあります(2回言う