「まちカドまぞく」by 伊藤いづも まんがタイムきららキャラット 2022年5月号p190 芳文社
自分の誤りを正論で責められると「ややこしいやっちゃなワレ」と言って、その正論を「子どもじみた屁理屈」に仕立てて、その矛先をそらせようとすることがままあります。あると思います私は。
「自分の非を認めて素直に謝ることができない」ところはどんな人間でもあると思いますが、よくある「いーや私は間違っていない!」と突っぱねたりするのではなく、非を責める相手を茶化してお笑いにしてコトを済ませようというヤリ方は、ある意味ズルくてよろしくないなぁと…ええワタシもよくカミさんに「茶化さないで(怒)!」と叱られますハイ。
これが「一対一」とか「多対多」のときはそれでもまだいいのですが(良くはない)、ときに「一対多」になってしまうといわゆる「大阪のイジメ」になるコトがあります。コトバでイジメておいてそれに対抗すると「おぉコワなにマジ返ししてんねんww」みたいなのとかね。
私自身はそれほどイジメられた記憶はないんですが(転校したときに多少絡まれることはあったけど)、中にはまさに「オモチャにされてる」ヤツもいましたから。
ただ前にも書いたように「イジメる側」に対抗して「イジメられる側につく勢力」もできるので、一方的なイジメ関係が固定化することも無かったような…すいませんね記憶には無いといというだけであったのかもしれません断言は避けますハイ。
そんなわけで「笑かして済ませられへんとき」に「潔く非を認めて詫びること」は大事です。茶化せるレベルを超えたら「ごめんなさぃ」をちゃんと言いましょう。
そんな「道徳の教科書」でもありますところの「カドま」でございます。いつもなら深刻さを感じないリコさんでもコレはヤバいということがおわかりいただけたのでしょうきっと。
ちょっと時系列を前後させながら進みつつあるのですが、やはりこの作品は単行本となってから「全体を(あるいは部分を)俯瞰しながら」読むべきなのかも。
…ならせっかくなのでオキテ破りの「B5判」で単行本化していただけないかと思ったり…ええよくあるじゃないですか「愛蔵版」とかってヤツ。あ、あれは判が小さく(文庫版とかに)なることもあるんだっけ?いやそうじゃなくていっそハードカバーとかさ(妄言
ともあれ、いよいよアニメ2期も目前です。そう「リコ&店長」が登場しますよ声付きですよ楽しみだなぁ(ワクワク