「夕焼け商店街～コロッケハン～」by なかむらみつのり 俺流!絶品めし vol.22 p100 ぶんか社
…まあどういう仕事でも「下っ端には下っ端の」「中堅には中堅の」苦労というヤツがあるんですが、個人的にいまの「事務局長」的立場が、一番「嫌な苦労」かもしれません、経験から言って。
というか、それ以上の「上」にはまだ到達していないので、もし上がったらそれはそれで「一層嫌な苦労」なのかなぁ…やだなぁ。
ただ、言われたことをやる立場では感じられなかった「達成感」を得られるときも（多くはないですが）あります。逆にいうと、だからオヤジ世代は「あれはオレがやった」「これもオレがやった」と言いたがるのかもしれません。反面教師にしたいとは思います…が、同じ轍を踏む可能性もありそうです（苦笑）。
そうこうしているうちに「定年」…ならまだしも「戦力外通告（肩叩きともいう」が待ってたりするんでしょうかね。なんか今日も愚痴っぽいなぁ、いかんいかん。
というわけで今回は「絶品めし」からヒトコマ。この「夕焼け商店街」という作品は、いわゆる「人情マンガ系」になるんでしょう。というかこの本自体かなりの割合で「人情系」です。ええ結構スキなんですよね…あまり重すぎなければ、ですが。
「気楽な稼業ときたもんだ～♪」と唄われてたサラリーマン（私も広義にはそう）なんですが、ここ数十年…２１世紀に入ったあたりから「世知辛い業界」になっている気もします。てかいままでが緩すぎたのかもですが。
作者さんは４コマ誌ではあまり見かけませんが、他誌でも何度か読んだような…。４コマというと、いまは「きらら系」とか「タイム・ライフ系」とかになりますが、昔の「笑ルーム・笑トピア」とか、一般マンガ誌に載ってたのとか、なんというか「三丁目の夕日」チックな４コマもいっぱいあったんですよ。この作者さんの絵柄もそういう方面のような感じがします。流行とはちがう良さを持ち続けていてほしいですね。
