ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「ワガママを言わない」ことを良しとする世代なので、このタヌキどんのネタは身につまされます。

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「新婚のいろはさん」by ÖYSTER まんがタウン 2020年12月号p42 双葉社

 

「出されたものはちゃんと食べる」のは確かに良いことですし、せっかくいただいている料理なら、よっぽどまずくないかぎり「おいしいです」というのはエチケットだと思います。

別にウソをつけというのではなくて、自分のために出してくれた料理なら、そのもの自体の味はもちろん、いわゆる「ご馳走=客の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めた」ことすべてに感謝して、美味しく頂戴しているという気持ちを表すのが「人間としての礼儀」ではないでしょうか。うーん、ちょっと大げさかな。

ただ、このタヌキどんのように「出されたものはちゃんと食べなきゃ」ってのが裏目に出て「毎度まいどタヌキそばでも文句ひとつ言わず喜んで食べる=タヌキどんはタヌキそばが何より大好き=食事はタヌキそばだけでOK」という誤解につながることになることを考えると、やっぱり「好きキライ」とか「いま食べたい気分のもの」をはっきり言うことも大事なのかなぁと思います。

そういえば、大学の寮にドイツ人もいたんですが、ドイツでは「朝食は365日同じメニューでもアタリマエ」らしいですよ。まったく同じメニューでなきゃいけないというワケではないんですが、日本みたいに「毎朝違う内容の朝食を食べる」という感覚はもっていないそうです。いえまあ結構オチャメなヤツでしたので、もしかするとジョークなのかもですが…でも他の何人かも似たようなことを言ってたのでホントだと思ってます。

なんにせよ「食の愉しみ」のひとつとして「バリエーション」は欠かせないです。どんなに大好物でも、それだけを「3食×365日=1095回/年」食べ続けるとさすがに飽きるでしょうからね。

 

というわけで「いろはさん」。新婚(にかぎらず結婚)生活と食事とは密接な関係があるわけで、いままでの家族とは違った「食文化との遭遇もしくは邂逅」が発生せざるを得ない。まさに「文化の融合」というヤツです。うーん、またも大げさw。

 同じ「ピーマン肉詰め」でもいろんな形態や調味がありますから。でもいろはさんの「上だけカットして肉詰め」はよさそうですね。フツーに作ると「肉とピーマンが泣き別れ」ということもままありますので。

ゆでブロッコリーは私も大好きです。一人暮らしのときはもっぱら冷凍食品でしたけど。冷食の「ニンニクの芽、ブロッコリー、ミックスベジタブル」は、独身男性の食の健康維持に「強い味方」だと信じています。

ちなみに「以前は良く食べていたけど、結婚したら食卓に上がらなくなってた食材」としては「レンコン」がありました。「そういえば食べないけどキライなの?」と訊いたら「意識すらしてなかった」との返答。結構スキなので食べたい旨主張しましたら、頻繁ではないにせよ料理してくれるようになりました。ありがたや。

…わが家では「ステーキ」は出ませんねー。牛肉(というか肉全般)キライな家族もいるしね。なので食べたいときはクルマで1時間かけてステーキの店まで行きます。ええ大抵私ひとりでです(笑)。あー食べたくなってきた(でもフトコロが寂しい…