ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「自分の力」ではなく「相手(周り)の力」を引き出せる能力ってどうやって身につけるのかなぁ。

「ハコイリクリエイト」by 行町咄 まんがタイムきららMAX 2023年7月号p78 芳文社

 

「天性のもの」とも思えますが、たまに「成長してからその能力を得る」ヒトもいますからね。一概には言えないとは思いますけど。

下手に出るのも違うけど、高圧的ではまずムリ。コミュニケーションで相手に喰い込むというより、相手の方からフトコロを開いて受け入れてくれる…そんな不思議な能力。確かに持っているヒト、いますからね。決して多くはありませんが。

そして「ただ相手とウマくやっていく」だけじゃなくて、自分の目的につながるような、そういう「成果」を得てしまう。「獲得」じゃなくて、喜んで「提供」してもらえるような、不思議な力で案件を動かせるヒトがいます。ええ決して多くはありませんが。

たぶん「こうすれば身につく」という方法はないんでしょうけど、心がけておくべきエッセンスは知りたいものです。凡人のワタシに思いつくのは「否定しない」「嘘をつかない」「礼儀をわきまえる」などでしょうか。いまさっと思いついたのはそんなところです。

「愛され力」というのは実際ありますよね。能力とか外見の良し悪しはほとんど関係なくて、そのヒトの存在自体が「愛される」というヤツ。当然そこには「自分が愛されるための打算的行動」なんでものは無くて、ただ「あの子は良い子で皆に好かれる」という事実だけだと思います。

あと、多くの場合「愛され力」がある人は「愛されて供されるものを素直に受け取れる」というのが大事なところかと。やっぱりヘンに遠慮したりってのは良くない気がします。

ともあれ、努力とか勉強とかでは身につかない「愛され力」を、人生の経験値を積むうちにいくらかでも得られるといいなぁ。でも欲しいと思っているうちはダメかもなぁ(笑)。

 

 

さておき、今日も過去号からのヒトコマ、「ハコクリ」です。リアルタイムのMAXは休載ですが…このタイミングの「1回休み」は単行本作業?2乙は回避できたのかな?オハナシの盛り上がり方からはヨミにくいんですけどね。

ハイルの「コミュニケーション・ポテンシャル」を高く買っている所長さん。こういう「よく分かんないけどスゴ腕らしいヒト」が評価するのって、たぶん長期的なパフォーマンスとか成果を見通してるんだと思います。小手先タイプに対してはキビシそうです。

作者さんが現役デザイナーということもあって、いろいろ表現にオッと思わせるところがありますけど、このコマの「キャラの目線とフキダシの位置」と「フォント選びと文字の詰め込み方」に、いろんな要素が盛り込まれている気がします。ええまあワタシには十分汲み取れてるかは分かりませんが、何となくそんな気がします。

こうやって1年前のをいま読み返してみると、いろいろ考えて描かれているなぁと感じますね。単行本もイイけど、ワタシはやっぱり掲載誌がスキかもしれません。いや確かに掲載誌派ですね。