ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

手土産を「すぐ開けて持ってきた人と一緒に食べる」のってヘンなんでしょうか?

「ぬるめた」by こかむも まんがタイムきららMAX 2024年5月号p63 芳文社

 

それぞれの地方で文化が違って、ゆえにマナーとか作法も違うワケなんですが、この「手土産の扱い方」はいまだによく分からないんですよ。

ワタシの中では、タイトルに書いたように「相手方に伺うときに持っていくお菓子で、通常はお茶菓子として出してもらえて、みんなで一緒に食べるもの」という感覚で育ったんですけどね。あ、そうそう、「1個は仏さまにお供えする」というルールもあって、だから「相手の家の人数+自分たちの人数+α」の数が必要なものだと教わりました。

大人になっていろんなところで暮らした結果、「自分の感覚が日本標準とはかなり違う」ということを学ぶことになります。ええ、ふつうは「手土産はもらった家の人たちがあとで食べるもので、お客さまにはお迎えする側があらかじめ用意しておいたお菓子を出す」んですよね?それがいわゆる「日本標準」なんですよね?

…ううむ、いや、そういうのも分かるんです。てかいまのワタシの感覚もそっち方面に近くなってますので。でもね、やっぱり微妙にちょっと違和感が…。

ふと思ったんですけど、こういう感覚とかマナーの違いが「人間関係のすれ違い」になったりしてるのかなぁと。「手土産はそこで一緒に食べるもの」という感覚だと、もし相手が手ぶらで来たら「あいつ手ぶらで来よったで(=お茶菓子が無い=そんなに長バナシをする気が無い=だからお茶も出さない)」ということになったりしかねないし、相手方にしてみれば「あそこはお茶の一杯も出さへんかったで」ということになったりするのかも。

…まあこういうコトを言ってる「ワタシの感覚がフツーじゃない」ということにしておいた方が良さそうではあります。テレビの普及で日本中誰もが「標準語を自然に受け入れている」ように、こういう常識も均質化されていくんでしょうねきっと。…うーんでもなーなんかなーちょっとなー(←しつこい)

 

 

さておき「ぬるめた」、ゆきママ回です。そういえば前回ヒトコマ(フタコマ)お借りしたときにも出てますねーゆきママ。ここまでハイテンションな描写ではなかったんですが、見返すとやはり片鱗は見てとれます。

なんか読んでてあの「明石家さんま」さんを思い出したんですが…聞いた話だとさんまさんって普段からハイテンションでしゃべりまくりなんですってね。ロケとかでも移動のバスの中でずーっとしゃべってるらしいですよ。ゆきママもそんな感じですね。ええキライじゃないですよこういうヒト。

ちなみに、芸術一家なしゆきさん家ですが、なにげに「男=時間芸術(音楽)」「女=空間芸術(美術)」に分かれてますね。パパ&兄はモノ静かなんでしょうきっと。

ともあれ、最初から馴染んでたくるみとあとから馴染んだちあき。どちらもまた高田家におじゃますることでしょう。そしてしゆきがまたツノ(ミミ)まで赤くして恥ずかしがる(怒る)ことでしょう。よきかなよきかな。