ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「出たとこ勝負」を楽しめるメンタルでありたいと思ってます。

大家さんは思春期!」by 水瀬るるう まんがタイム 2023年11月号p24 芳文社

 

類語に「行き当たりばったり」ってのもありますけど、微妙な違いはある気がしますね。微妙なので上手く説明できませんが「出たとこ勝負」の方が少しポジティブで能動的な感じがします。そんな感じです。

もちろん「長期的な展望をもって、究極の高みを目指す」のも正しいとは思いますよ。たしかジョージ秋山さんの「浮浪雲」だったと記憶してますが「散歩してて富士山に登った人はいない」という言葉に「ああ、やはり行きバタじゃ大きなことは為せないのかもなぁ」と思いましたから。

でもいま人生折り返し近辺にいると「やっぱり出たとこ勝負に強い方が人生楽しめる」という思いを強くしてますね。

「自分の描いたプラン通りに物事が進む」ということはほぼあり得ないワケで、そういう想定外の出来事に直面するたびに「長期展望と照らし合わせて道を選びなおす」のは、案外失敗しそうな気がします。どちらかというと「場当たり的に、臨機応変に」ルート選択をした方が、良い結果に繋がるんじゃないでしょうか。

迷ったときは「直感に従う」ことで、人生楽しく生きていけそうです。分岐点で悩んでしまうのは仕方ないんですが、選択してそちらへ進んだら「まあこの先にあるのがきっと正解だろう」と割り切るメンタルがほしいですよね。たまにいるじゃないですか、いつまでも昔の選択を後悔し続けている方が…。個人的には「ああ、ずっとあの調子じゃ人生もったいないなぁ」と思っちゃいます。まあワタシもそういう面が無くはないので、たまにこうして文字にすることで「メンタルの自己修正」を試みてます。…いえいま思いついただけですが(笑)。

何にせよ「時間は巻き戻せない」のは「真」ですから、いまの自分がいる地点から「正解の方向」を見定めていけるようになりたいものです。え?いま現在のワタシですか?…そうですね「大きな間違いではない方向」ぐらいなら見定められるようになっている…と自分では思ってますよ一応。うん「年の功」ってヤツね。

 

 

さておき、じわじわとお話が終盤へと進んでいる感触がある「大家さん」。「急いでまとめにかかっている」というほどではありませんが、チエちゃん以外の視点からの「展開」が増えてきてるのかな。

今回は店子陣それぞれの「将来設計」や「夢」のお話がありましたけど、やはり「現状維持が不可能になる」のはいつか訪れる未来ですからね。

でも「現状を失いたくない」という気持ちに引きずられ過ぎると、もしかすると「もっとステキな未来が待っている」方向へ進めない自分を作ってしまうかも。

ともあれ、前田さんの言葉を「微妙に穿った方向に」解釈してしまったチエちゃん。これはどういう展開&収束になるか注目ですね。