「むすんで、つないで。」by 荒井チェリー まんがタイムきらら 2021年8月号p26 芳文社
私が最初の職場を辞めるとき、後押ししてくれたのも「人たらし」の友人でした。
彼のおかげで大学へ進めたと思いますし、いろいろ人生の方向性を探るときには相談に乗ってもらいました。残念ながら数年前に亡くなりましたが…。
彼はよく「学ぶのを止めたらもうジジイだぞ」と言ってました。いま調べたらヘンリー・フォードの言葉らしいです。あれ?彼は宮本武蔵の言葉だって言ってた気が…(笑)。
何にせよ、大学に進み、いろんな勉強や経験をしたことで、私の人生はぐっと広がって充実したものになったと思います。あのまま最初の職場に居続けてたら「あークルマ欲しーなー」とか「おもしろいことねーかなー」とか言いながら年老いていたんじゃなかろうかと…。
結局「環境が人をつくる」わけですから、のんべんだらりとした環境にいたらのんべんだらりとした人間に、意欲をもって学ぶ人たちの中にいたら意欲をもって学ぶ人間に、気が付いたらなっていると思いますね。なので「学ぶ環境へ飛び出す後押し」をしてくれた彼にはとても感謝しています。
さておき「むすつな」。あー「呪い」の歌がどんなだか気になるー(笑)。
やっぱりこの作者さんの創作の触媒みたいなのが「薗部さん」なんですねー。なんかすごいわー。
花ノ子の言葉に「たらされそうに」なったときの表情、特に目の変化はすごくすごいです。こういう表現が作者さんならでは。いろんな作品を横断(縦断?)しての魅力だと思います。