「むすんで、つないで。」by 荒井チェリー まんがタイムきらら 2022年3月号p108 芳文社
事務所仕事なんで、そこそこいろんな来客があって、手続きやらなんやらで時間が必要なときは待ってもらうこともよくあります。
しゃべりが得意でない同僚は(上司も)「少々お待ちください」と言ってほったらかしにしちゃうんですよね。
それを別に悪いことだとは言いませんが、口から先に生まれた関西人としては「なにかしら上手に場ツナギのトークをせずにはおれない」という習性があります。いえすべての関西人がそうだとは言いませんが…かなりの確率でそういう習性を持つ生きものだと思われます>関西人
そういう方々相手に「ホンの数分の雑談交じりのトーク」をすることがいわば「日常茶飯事」だったりします。もちろん相手の様子をよく観察してから、それなりに「攻略要否」を判断して話かけるんですが、基本「どうやら待ってる間の身の置きどころかがなさそうだな」という人だけをターゲットにしています。
100回機会があれば100回とも違う話をするというほどではありません。でもいつも同じ話というわけでもなくて…んー、なるべく「相手にしゃべらせる話題」を選ぶようにはしてますかねぇ。
話題としてはたまーに「地雷」だったりするのが難点なんですが、最近多い「地震や台風など自然災害」は上手に振れば会話が弾みます。「そういえば去年の台風、大丈夫でしたか?お住まい近かったですよね?」というと、よほどシリアスな被害が無ければ「いやーアレねすごかったですよホント。屋根飛ぶかと思いました」などと(おそらく微妙に話を膨らませながら)いろんな話を聞かせてくれます。スマホ出して動画まで見せてくれた人もいましたっけ。場ツナギトーク以上に盛り上がったり、次に同じ方面からの来客があったときに使えるイイネタがもらえたりということも。
東日本大震災クラスになると、そこそこシリアスな話なので要注意ですが、私の場合は実家が神戸なので阪神大震災の被災ネタを自分の話と絡められるので、相手の方が話を聞きたがったりすることもありましたね。
「適当な噓」をつくわけではありませんが、上手に主語をぼかしたりしながら「我がことのようにスラスラと」話すことは…ええ、褒められたものじゃないかもしれませんが上手な方だと思います。
ただ、大事なこととして「災害で大変だったという方へは、お見舞いの気持ちを忘れずに、悲しみや苦労への共感も丁寧に表す」ことは必須です。人間として当然ですが。
ともあれ「立て板に水」でスラスラスイスイな薗部さんがオモシロイ「むすつな」。そうかサンタクロースって正式には漢字表記なんだねー(大嘘)。
一方進行方向に何もなくてもいちいち(心理的に)ケッつまずく鳥居さん。うんオモシロイ。最近オメメよく見えることが増えたかも。この手のキャラってチェリー作品ではあまりいなかった気がします。貴重です。
そうそう、カンガルーの鳴き声。ホントに「ヴォ!!」なんですね(YouTubeにあった)。いやでもこれ…ウケるかな?キビシくね?
さて次回はクリパ本番。何が起こるかお楽しみ~♪