「オネェの恋のはじめかた」by 真木たなひ まんがタイムオリジナル 2023年11月号p157 芳文社
いまでこそほぼゲームと無縁なんですが、若いころ一時ハマったことはあります。ゲーム機ではありません。PCゲームです。てかいわゆるゲーム機は買ったことすらないんですよね。
当時はマック使いで、フライトシミュレーターにハマったんですが「着陸が上手くいかない」のですよ。それでもなんとかネット情報(当時はパソ通)も集めながらガンバって挑戦を続けてたのですが、何をどうやっても着陸はムリ…というわけでやらなくなりました。
次にハマったのが、マックでは当時数少ない美少女系育成ゲームの「プリンセスメーカー2」。あのころWindowsオンリーが99%だった中、マック版があったので試しに…と始めたら、見事にハマりましたね。かなりの回数迎えたエンディングで、プリンセスになれたのは1回だけ。騎士と画家が多かった気がする…うろ覚えですが。
攻略本を買ったのは後にも先にもこの「プリメ2」だけ。てかこのあと急速にゲーム自体をやらなくなったんですよね。何でだっけ。
当時はまだ「美少女系ゲーム(≒ヲタク)」に対する社会の偏見が強かった気がします。「プリメ2をやってる」というと「おいおい、そんなのにハマってるとムスメどころか結婚もできないぞ(笑)」みたいに言われましたからね。…いやまあ結局カミさんと結婚して、リアルに「手のかかるムスメ」までいるわけですよいまは(苦笑)。
しかし、ゲームと違ってやり直しがきかないのが子育てです。失敗したくないと思えば「正解はないかもしれないけど、正解に近い何か(≒裏技)」が欲しくなるものです。ええあるわけないんですけどね>リアル攻略本
ともあれ「オネ恋」。今回はゲーム回ですが犬猿雉もそろって5人でわちゃわちゃ…これ意外とイイかもしれない>♂5人わちゃちゃ
くるみんへの三バカそれぞれのツッコミ方がキャラに合ってる…よく考えられてる感じがします。いや逆にもうキャラが勝手に動くってヤツかもねコレ。
そして、あいかわらずくろっちに歯が立たないくるみんの苛立ちがすごく伝わって…間違ってもくろっちに教えを乞うなんてことはしないのね。でも「己を鍛えて強くなって勝ってやる」という姿勢はスキです。
今回のヒトコマ…迷ったんですよ「人間諦めなければ結構何とかなるものよ!」のコマとね。この「『結構』何とかなる」がイイのよ『絶対』じゃないのよ。そんな諦めの悪いくるみんの性格になぜかオネェらしさを感じたりして…。
さておき、練習の甲斐あってこのあと無事八神ちゃんとゲームを楽しめたのでしょうか…気になります(笑)。