「敷金礼金ヤンキー付き」by namiki まんがタイムオリジナル 2023年11月号p143 芳文社
以前にも書いてますが、私にとっての「至高のコンビニホットスナック」といえば、いまはなき「サークルK」の「MEGAフランク」です。多少レシピが変わった時期はありますが、やはりいまだに「ああ…また食べたい」と思うのはずっとあの「MEGAフランク」ですね。
そして、厳然たる事実として「コンビニによって味が違う」んですよ。仕入れた時点(たぶん冷凍状態)のそれはどの店も同じなんでしょうが、火の入れ方の違い、仕上げの調味料のかけ方の違い、そうした「店の腕」は確かにありました。ええ出掛けたときにも先ざきで試してましたから>MEGAフランク
いまとなっては「まぼろしのMEGAフランク」になってしまいましたが、あの「ちょっとしっかり目に焼かれたフランクにたっぷり目の塩コショウ」は忘れられません。もう口にすることはできないと分かっていても…分かっているからこそ、ずっと心に残る「MEGAフランク」なんですよね。
意外なことに初のヒトコマお借りしますの「敷ヤン」。ネタになりそうなコマに目星をつけてたことはあるんですが…結局記事にできなかったんですねきっと。
ヤンキーもそうだし、いわゆる「ガテン系」の方々も、ふつうよりは「距離感近め」だったりしますよね。そうそう、コンビニで店員さん相手にサラっと会話できてるのは、そういう方々が多い気がします。サラリーマンタイプって何か不機嫌そうだよね、レジのときなんかね。
大家さんが言う「受け入れてくれそうな奴に飢えてる」ってのは、すごく腑に落ちました。親に受け入れてもらえなかった経験って、すごく強く残るものです。だから「仲良くしてくれそうな人」を嗅ぎ分ける能力が発達するのかも…いや「仲良くなろうとするスタンス」ができるのかもしれませんね。ちょっと見習ったほうがいいところではあります。
この作品も「単行本になる話数はとっくにたまってる(のに出ない)作品」のひとつです。ワタシははじめから自炊してるので読み返せるんですが、やはり単行本化して少しでも読者が拡がってほしいと思うのですよ。…ねぇ芳文社さん?