ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「鬼の居ぬ間の洗濯」ではありませんが、やはり「親の居ぬ間のだらけ放題」は100%発生すると言えましょうな。

「かみねぐしまい」by 若鶏にこみ まんがタイムきらら 2023年10月号p41 芳文社

 

「そんなことはない!親がいなくてもちゃんとやる!」という方がいらっしゃったらお目にかかりたいものです…とか言ってると意外といたりするのかな、ちょっと自信が無くなってきた(汗)。

まあ常識外れにコワイ親だったりすると「万一」が先に立って「親がいなくてもだらけない」のかもしれませんね。もしくは本当に聖人君子なファミリーとか?…うーむ、偏見が凝り固まってるのかなぁワタシ。

なんにせよ「親の目を盗んで…」という経験は誰しももっているはず。そしてその経験は親自身にもあるので、気付かないフリもしながらしっかりチェックするんですよね。そして「少しぐらいは目をつぶってやるけど、度を越したマネをしたらムチをくれる」という対処をするんじゃないかなぁ。ええワタシはそういうタイプです。

いま思えば「少しはホントに親の目を盗めてたかもしれないけど、ほとんどがバレバレだった」ような気がします。そうだよね、自分の子どもの考えそうなことは親も考えるもんね(笑)。

 

 

さておき、名作「ぎんしお少々」が「放課後すとりっぷ」につづいてまさかの2乙だった作者さんの新作。ちょっとこれまでネタにできずヒトコマが借りれなかったのですが、とてもかなり相当イイ感じです。

「神さまの擬人化」とでもいいましょうか…これいわゆるキリスト教の「イエス様」に相当するんですよね?神の子だもんね。

ともあれ、ほとんど宗教っぽくないオハナシになっていて、一般的な「人間によって信仰対象として造り出された神」じゃない神様が、息は合うけど仲が良くない双子とからむという、ありそうでなかった感触がステキです。

今回、双子の母親がメインで出てきますが、この母の「髪飾り」が「額当(ぬかあて)」という「神道で女性神職が着けるもの」に似てたりします。第1話ではあまり凹凸がはっきりしてなくてピンとこなかったんですけど、今回はかなりソレっぽく見えますね。そういうところにほんのり宗教的要素は匂わせてはいるんですが、本筋としては「宗教色が出てこない神様擬人化モノ」として個人的にとてもかなり相当スキです。そうそう、神様の「双葉っぽい髪飾り」って、神らしく成長したら変化したりするのかな。

さておき、ここからの展開がどういう方向に行くのか楽しみ。そして今度こそ2乙を超えてほしいなぁ。応援してます。