ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「人との気持ちの共有」ってムズかしくないですか…?

「その運命は占えない!」by えきあ まんがタウン 2023年10月号p113 双葉社

 

私はあまり得意ではないです。まあニョーボムスメに「共感力が無い!」と切り捨てられるような男ですからね。

「相手の気持ちを考えろ」とか「相手の気持ちになれ(慮れ)」とかならまあまあ分かるんですけど、これが「気持ちを共有しろ」や「共感してあげろ」だと、正直「うん、それムリ」になったりします。

女性のよくある「どうして私がこんなに悲しんでいるのに、あなたは共感してくれないの?」というヤツに対しては、残念ながら「相手したくないなぁ」という気持ちが先に立ちます。

悲しい気持ちを受け止めてあげることは…まあいいとして、そこで「共感」を求められると「いやそれは違うでしょ」ってなることが多いです。ちょっとうまく言葉にできませんが。

たとえとして不適切かもしれませんが、よく左寄りの方々が使いたがる「○○と連帯します」のようなアレが、はっきり言ってキライです。あの「連帯」ってなんなんでしょうね?どうしてそういう意思表示をしたがるのか…理解できません。あの「連帯」というヤツには「全肯定を誓う(誓わされる)」感触があるんですよ個人的には。いやいやそういうのっておかしくないかい?「是々非々」で良くない?ある一つの事象にだけなら肯定するのはやぶさかではないとしても、そこから相手への「共感」や「全肯定」につながるのって…うん、やっぱキライだなぁ。

 

 

イデオロギーのハナシはあまりしたくないのでとっとと切り上げて「そのうら」。この作者さんは「ファーストクラスニートましろ」という作品で知ったのですが、私がいいなぁと思った割にはブレイクしなかった感じがあります。まんがライフでの連載だったのですが、なんとなく竹にマッチしてないようにも感じてました。タウンやホームでの連載だったらもうちょっと大きくバケてたかもなぁ。

前作の「食欲しか勝たん!」も良かったし、今作もここまでのところかなりイイ感触ですね。なんだろう、成育環境としてタウンの方が合ってる気がするんですよね。

こういうことを書くとクレームが来そうなんですが、仲くんは絶対アスペルガーだと思います。脳の仕組みのせいだとかいろいろ言われますが、基本的には治らないようなことを聞いたり読んだりした覚えがあります。でもそんな仲くんでも、多少の形而下的テクニックを身につければ、私は普通に女性とのお付き合いもできるはずだと思ってるんですよね。

さて、なんだかんだで「勉強という名のデート(?)」をすることになった仲くんとマヤさん。これはかなり展開が面白くなってきました。次号が楽しみです。