「ももいろモンタージュ」by まめ猫 まんがタイムきららフォワード 2023年10月号p274 芳文社
ガソリンと同じで、やはり「まともじゃない人間には扱わせてはいけない」と思うのです。…うん、京アニの事件とか思い返すとね。
恋だの愛だのプラトニックがどうのと言ったところで、やはり「エロスは命の源」なワケで、行き着くところは「そういうこと」なんですよ。だからこそ「正しい取り扱いを身につける」のは、人間として非常に大切な義務ですし、自分が源(=親)である命(=子ども)にそれを教えるのは、源の責任だと思ってます。
ジジィの説教クサくなるのは本意ではないですが、それでも最近の社会傾向に「親が子どもに対する責任を果たさない」ことは感じずにはおれません。普段使わない言葉でいえば「なげかわしい」というヤツです。いえまあワタシもエラそうなことを言えるほど立派な親ではないのかもしれませんけどね。
絶対これ続けると長くなるし脱線するので、ここらで「ももモン」。女性絵師とのリアル線上でのつながりはないので、この作品の本質はたぶん理解できてないような感触はもってるんですが、随所にササるワードが出てくるので、良い作品だなと思います。
今回はゆづPというキャラによって解説されてますけど、いろんなキャラが持ち回りで「表現のツボ」をストーリーに絡めてくるのはなかなかイイ感じです。
フォワードは毎号買っているので、作品自体は連載開始から読み返せるんですが、個人的には単行本の表紙の今後がちょっと気になる。1巻と2巻で統一したイメージを持たせた表現をされているんですが、この調子でどんどん続けて見せてほしい。続きが見たい「表紙」ですね。