ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

強靭と表現するのも良いのですが、個人的には「へこたれない」肉体と精神が男の武器だと思います。

「我、持てざるを得ず」by さくまりょう まんがタイムオリジナル 2023年10月号p126 芳文社

 

肉体の衰えを感じる年齢になると、あとは「精神力がへこたれないこと」だけが頼りです。もうちょっとリアルなハナシだと、意外と「経済力」が加齢とともに重要になってきたりしますが…まあそれは置いとくとして(苦笑)。

もちろん「肉体」が強靭なうちは、間違いなく「精神」もそれに追随しているんですが、年をとると「肉体」から先に衰えてくる気がします。たぶんそうです。ええいままさにそう感じてます。

あまりフィジカルをいじめすぎると、あとあとダメージを引きずりやすいのですが、それに比べるとメンタルの方は、年齢を重ねて積み上げてきた「経験」が支えになってくれてるように思います。それでもほどほどにしておく方が無難ですけどね。

なので、特にメンタル方面では「鋼の精神力」より「しなやかな精神構造」が大事なんじゃないでしょうか。ガチガチだとポッキリいきやすいのは確かです。

…ソースが見つからないので記憶で書きますが(間違いがあったらゴメンなさい)、北欧諸国は自殺率が高く、特にフィンランドでは「男性の(猟)銃による自殺」が一定数発生しているそうです。もちろん「正規の手続きにより銃が所持できる≒手元にある」ことも理由なんでしょうけど、北欧では「男性は強くなければいけない」というような、多少日本の武士道にも似たメンタリティがあるらしいです。だから何らかの出来事により「自分が弱い」ということに直面させられると、それに耐えられず自ら命を絶つとか…。ホントごめん記憶だけで書いてますから間違ってるかも。いや、でも確かに読んだ覚えはあるんですよ。

いずれにしろ「強靭」すなわち「強くしなやか」であることは、男にとって肉体・精神の両方で大事です。個人的には「孤独への耐性」が強いことも、男として生きていく上で欠かせないと思います。

 

 

なんか精神論をぶち上げてしまいましたが、今回はひさびさにゲストで登場の作者さんの「われもて」。ああなんかへんな略かも…。

最近は「武道=男らしさ」と短絡的にはならないようですが、やはり「男を鍛える」という面では昔と変わらず重要だと思います。なんといっても「強さ」と同じくらい「礼に始まり礼に終わる」ところが、ただのスポーツとかじゃないからね。…あ、いえスポーツも良いですよいろんな意味で。

こちらの作者さん、この前の連載は陸上競技ネタで、内容もかなり良かったと思うんですが、それの前の「古武道の宗家を継がされるのに抵抗があるJK」をネタにしてた作品がとてもスキでした。今回は柔道ですが、やっぱりこういう系が画的にもしっくりくるかも。

一応読み切りゲストっぽいですが、続ければまだまだ続きそうな感触。きらら系だとこの2人をキャラ的にオンナノコにしてしまいそうですが、タイム系なのでこのままいってもフツーに面白くなりそうですね。再登場に期待します。

そうそう、この「我、持てざるを得ず」というタイトル、ワタシはすごくイイと思うんですけど…みなさんどうですかねぇ?(自分のセンスに自信がない)