ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「チーム」や「バディ」という言葉の重みを忘れずにいたいものです。

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「とびだせT.O.Z」by さくまりょう まんがタイムオリジナル 2021年3月号p154 芳文社

 

私もかつて「チーム」「バディ」という関係をもっていたのですが、最近はそういう「恐れずに心身を預けたり預かったり」ということが無くなりました。いいことかもしれませんし、でも寂しくもあります。

年齢を重ねていくと、置かれる立場が「グループ(の中の一員またはリーダー)」に変化してるんですよね。それだけ「心」も「身」も、若いころのように「全力で傾注」出来なくなってきているのでしょう。そういう世代にはそれに合った立場があてがわれ、一層「傾けて注ぐ」機会が失われるわけで…。

愚痴っぽくなるのは本意ではありませんが、これが「年をとる」ということなのかなぁ。

もっといっぱい書きたいことはあるんですが、今日もちょっと忙しいのでこの辺で。てか書き出すと意図せず愚痴垂れ流し方向に行きそうなので…。

 

そして「T.O.Z」。実はこの作者さん、以前掲載されてた古武道ネタの作品がすごくスキで、続いてのこの作品にもかなり期待してました。私も陸上経験が少しはありますし、面白く読めるかな、と。

…残念ながら、最初のうちは「なんか違う…」という感想で、正直「古武道の方を続けて欲しかった」という気持ちになったのを覚えてます。いえ勝手な読者の意見です感想です愚痴です。

でも意外と評判がいいのでしょうか、ずっと連載が続いてますし、ギャグまんがとしてのキレは悪くないとも思います。

そうこうするうちに、ちょっとずつですが「いい感じ」の展開が見えるようになってきて、今回が私個人的に一つのヤマ場に感じました。確実に評価が上がりましたね。

今回お借りしたこのコマは、画もさることながら「セリフ」が満点です。「私のせいもなにもないさ」という言葉選びが、絶妙だと感じます。

総オチが「ドM放置オチ」なのも、このあとなので悪くない気がします。いつもならちょっぴりウザく感じる「ドMネタ」なんですけどね。

いまさかのぼってみたら、ゲスト掲載開始が19年3月号なんですね。ということはもうまる2年かぁ。この先の展開が一気に楽しみになってきました。…続いてくれる、よね?