「ヲトメは義母に恋してる」by 桐原小鳥 まんがホーム 2021年6月号p75 芳文社
両親や祖父母の「若いころ」の話を、その当時友だちだったという人から聞かされると「それホントに同一人物？」と思わずにはおれません。
結局、子どもや孫に見せる顔は「育てる責任を負う立場」にあるときの顔なんでしょうかねぇ。「素で子ども等に威厳を保てる」ような人格者なら別ですが、たいていはそこまでデキた人間な訳がない。ええ私もそうですともさ（笑）。
あと私の場合は、父にも母にも「似てる」と言われた記憶があまりありません。実際あまり似ていないと思いますし…。でも弟は父にすごく似てます。父の子どもの頃の写真なんぞ「これは…弟？」と思うほどです。
ともあれ「ヲト恋」。あいかわらずイイお話を描くよね作者さん。単行本も無事出ましたけど、最初のうちはゲストか連載かもあやふやだったのですよこの作品。スペシャルの休刊直前にゲストで始まって、休刊後すぐホームに移籍して…この先どうなるのか、作者さんも「分からない」ようなことツイートされてた記憶があります。続いて欲しかったので現状まあ良かったのですが。
前々回から登場の瞳子先生、イイ感じです。外見もですがこの性格って好みです。女医さんって「患者さんにナメられないようにしなきゃ！」みたいな人が経験的には多い気がするんですが、やっぱり小児科医だとこういうタイプになるんでしょうか。
なんにせよ、今後の展開に瞳子先生がどんなテコ入れをするかが注目ですね。
