「歌詠みもみじ」by オオトリキノト まんがホーム 2021年1月号p156 芳文社
家庭によって内部事情は「どんなに似ていても絶対に同じではない」と思いますので、他人の家庭に絡むアドバイスは、よほど求められたときでないとしません。いえ出来ませんね。
それでも「心配してくれる友だち」がいるということは、とてもありがたいものです。自分に対してではなくて、この「心配になる状況にいる人(この場合はもみじですね)」を心配してくれる人です。
自分は「心配してるよ」と声をかけられない、かける立場や関係にない人に対して、その人の友だちが「心配してる」様子が見えると、少し安心できます。少しだけ。
私は子どものころから「周囲に心配される家庭環境」だったので、たくさん「心配して声をかけてくれる人」と接触した経験があります。小さい頃は悔しい思いもしましたし、大きくなってからは上手に受け流すことも覚えましたね。悪気は無いんでしょうが、ピント外れだったりまったく響かなかったり…。だから自分はそういう「心配だから」のコンタクトをしない人間になりたいと思ってました。思ってます。
訊かれたら答えますし、助けを求められたら手を差し伸べます。でも、基本的には「心配はするけど見ているだけ」です。
本気でヤバイとき、その人が周りを見回したときに、私の「見ている視線」に気付いてSOSを出せるような、そんな「見守り方」ができる大人になりたい。
こういう話は切り上げ時が大事なのでここらで「歌もみ」。「もんもん」の掲載がここ数号無くて(´・ω・`)ショボーンなわけですが、もう一つの「ホームの良心」は健在で何よりです。
絶妙なおちゃらけ加減と「一本に一句」をしっかりキメてくるあたり大満足なんですが、いつも「ゲスト枠&巻末近辺」の待遇にはやや不満です。なんとなく事情があるんでしょうなとは思うのですが、たまにはセンターカラーなどいかがでしょうか芳文社さん(突っ込み目で
カミさんとムスメがケンカしたときは、私も逃げます(笑)。だって他に道は無いでしょ?そーでしょそーでしょ?そりゃそうだもん。
そして仲直りして二人でお出かけして、おいてきぼっちなのも同じです。いいんです、それが夫&父の正しいありかたなのですから、たぶん、きっと、うん。