ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「忘れたとは言わさん!」と言われても…ホントに全然記憶にないことってありますよね?

「とびだせT.O.Z」by さくまりょう まんがタイムオリジナル 2022年6月号p135 芳文社

 

「…それ別の誰かと間違ってないかい?」と思ってしまう。

言われた方にしてみれば「死ぬまで忘れない言葉」なんでしょうけどね。ええ、私も「忘れない言葉」はあります。たぶん言った方は忘れてるかもとは思ってます。

よくあるのが「親は何気なく言った言葉なのに、子供にとっては一生忘れない重い言葉になる」というパターンかな。私も両方(親として言ったこと&子供として言われたこと)ありますもん。

一方で最近…といってももう6~7年前ですが、弟から「親父は兄貴の言葉をまだ根に持っているぞ」と教えられてびっくりしたことがあります。内容は伏せさせてもらいますが、言ったことは覚えてます。でもそんな「いつまでも根に持つような言葉」だとは思ってもいなかったので、ホント「え?マジで?」と思いました。

そんな「相手が根に持つかも」とか気にしてたら、何もしゃべれなくなる気がします。明らかに相手の気分を害するような言葉だとか、誹謗中傷だとか、ましてや言葉のイジメはいけませんけど。そんな内容じゃなかったんだけどなぁ…。

まあ「誰もがどちらの立場にもなり得る」と思うべきなのかもしれません。あとできるなら「余計なことを言わない能力」と「言われたことをスルーする能力」は持っていた方が良いかもしれませんね。

 

 

さておき最終回の「とびZ」。最後までギャグが軸でしたが、この1年ほどの展開はとても良かったと思います。

格闘技とか球技とかとは違って、練習も本番も「己とのたたかい」なのが陸上競技の魅力です。もちろん順位はあるし、組み合わせで次のレースに勝ち抜けないこともあるでしょうけど、それでも「昨日の自分に勝ち続ける」ことが成果につながるのかなと思ったり。

ゲスト掲載開始から3年余になりましたが、こうして最終回を読んで「…名作といっていいかも」と感じています。

前作は古武道、今回は陸上、さて次回作はどういう方向でくるでしょうか。再登場を楽しみにしています>作者さん&芳文社さん