ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

こういうメンタリティをもっているなら「ぬいとお出かけ」もアリだと思います。

「星乃くんのハートはモフモフに埋もれてる」by 小神トイ まんがホーム 2023年10月号p99 芳文社

 

正直「落すかもしれない」「失くすかもしれない」という不安が先に立ってしまうので、大事にしているぬいぐるみがあったとしても、連れて出かけようとはしないと思います。いえまあそもそもぬいぐるみとかマスコットとかは持ってないんですけどもね。

ときどきX(旧Twitter)のTLに「子どもが大事にしているぬいぐるみを失くしてしまいました」「○○のあたりだと思います」「見つけた方がいたら教えてください」「拡散してください」云々が流れてくるんですが、こういうの読んじゃうとホントに胸が苦しくなる感じがして、当の子どもの悲しみや嘆きを想像しちゃってツラ過ぎるんですよ。

ネットの集合知みたいなのが総動員されて「見つかりました~!」というときは我がことのようにウレシイし、どうやら見つからないままTLから消えたときはサビシイ思いをしますねぇ。ええ、なかなかコレが他人事にはできないメンタルなものですから。

でも、今回お借りしたヒトコマにあるような「落したのでも失くしたのでもない。自分で降りて一人旅に出たんだ!」と思えるのなら、そこにはきっと「救い」があるような気がします。

「共感力が皆無!」と家族に非難されるワタシですが、それでもやはり人形やぬいぐるみのように「命あるモノの姿かたち」に似せて作られていると、アタマは「モノ」だと認識していても、ココロのどこかが「魂のようななにかを内包している」ように思えてしまい、粗末にできない感情が湧いてくるんですよね。

なんにせよ「失くしてしまい悲しみ嘆く子ども」を見るのも「落されて悲しみ嘆くぬいぐるみ」を想像するのも、結構メンタルを削られます。ですから、この温井さんのような「自ら行動したことによるもの」と考えることは、ある意味とても素晴らしいことだなぁと感じるのです。

 

 

ともあれ「ハトモフ」。そしてあろうことか次回…最終回!?

またしても芳文社さんあるあるの「面白くなってきたなーと思ったら最終回」ですかそうですか…ざ、残念だー!

初登場が昨年の8月号ですから、1年でおしまいですか…ざ、残念だー!

まんがタイムWebの新刊情報に載っていないところを見ると、単行本は出ないんでしょうか…ざ、残念だ―!

…まあここらへんにしておきますけど、芳文社さんは4コマ愛読者層の本質を理解されていないんでしょうかねぇ。繰り言をいっても仕方ない。最終回の柱に「次回作にご期待ください」があることを祈っております。