ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「大切なもの」があることはシアワセです…か?

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「お天気おねえさんの晴れ舞台」by きなこ まんがタイム 2021年8月号p86 芳文社

 

…たぶんシアワセです。ええ。

こういうことを言うとワレながらヒネてるなぁと思うのですが、子どもの頃から「大切なもの」を持つことに恐怖感がありました。

だいたい「形あるもの」って、かならず「滅する」じゃないですか。壊れたり無くなったり…。

だから「形あるもの」を大切にすることは、その先に「失うことによる悲しみ」が待っていることを予感していたんでしょうね。

あにはからんや、前にも書いたのですが、災害はじめいろんなことで「形あるもの」を失う経験をするわけです(そういう経験は誰にでもあるとは思います)…。

創作の中だけじゃない、現実にもいると思いますが、緊急で避難しなきゃいけないのに「私はこの大切なものを失っては生きていけない。ここでこの大切なものと一緒に死ぬんだ」みたいなことを言う人。…い、いないかなさすがに(汗

ともあれ「とっさのときに大切なものが判断を誤らせる」ことはあってはいけないと思うので、そういう「大切なもの」は「目に見えない形」で心の中に持っているようにしたいと心がけています。

 

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さておき「お天気おねえさん」。保育園への取材です。子どもの「遠慮会釈の無さ」ってすごいですよ。だからたまにいる「礼儀正しい良い子」って、親がどういう育て方をしているのか気になったりします。

あと「子どもが苦手」な人でも、子どもに寄って来られるタイプっているんですよね。反対に「子どもがスキ」なのに子どもから距離を置かれるタイプもね。

twitterとかで「子どもが大切にしていたぬいぐるみを無くしました。だれか見つけた人いませんか?」というツイートを見ると、とてもツライものがあります。でもたまに「見つかりました!」というウレシイ報告もありますから。

今回の本作、まあ4コマらしい展開と言えばそこまでですが、やはり「ちょっとしたシアワセのエネルギー」を充填させてくれますね。