ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

生放送の「時間のコントロール」って、普通の人が思っているよりシビアなんですよ。

「お天気おねえさんの晴れ舞台」by きなこ まんがタイム 2022年8月号p130 芳文社

 

一見なんでもなく進行しているようでいて、ウラでは秒単位の攻防が繰り広げられたりしていますから。特にスタジオ外からの中継とかは一瞬も気が抜けないので、無事電波から降りたときの安堵感と満足感は大きいものがあります。

時間が足りなくなるのも困りますが、ヘンに余ってしまうのも大変です。いやそっちの方がヤバイですね。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というヤツです。

台本通りにいかなかったときの「奇跡のリカバリー」としてご存じの方も多いと思われるエピソードが「Mステ」の「t.A.T.u.ドタキャン事件」です。「急遽もう一曲演奏して急場を救ったミッシェル・ガン・エレファント」はホントすごい。しかも微妙にアップテンポで演奏して曲を番組エンディングに合わせてしまうという神業。すごい。フツーのバンドじゃ絶対できないと思いますね。

ただ、それが伝説になるくらい「コントロールを失った生放送」は悲惨な結果になったりするものです。時間とは違いますが「タイマーズ事件」も生放送でのハプニングでしたね。あれは確信犯ですので、ある意味(タイマーズの)台本通りではありますが。

ともあれ、何度やっても「ミスったら取り返しがつかない生放送」は緊張します。てか慣れるほどやってないというのが正直なところ。毎日顔出しで生放送やってる人たちにはよくやれるよなあと思います。ほめてます。

 

 

さておき「お天気おねえさん」。新キャラ森くんの登場で盛り上がり…ませんね。まあ確かに「○○に携わっているから○○好きな人」とも限らないのが現実です。いやかえってキライなものを商売にすると上手くいく場合もありそう。下戸が居酒屋やるとかね。

「飽きっぽい視聴者を飽きさせない工夫」というのは大事です。昔のニュースキャスターみたいに間違えずに淡々と情報を読み上げるのも間違いではないのですが、やっぱり多少のエンタメ感がある方がよろしいかと。

そんな「お天気キャスターまんが」の本作ですが、掲載開始からもう4年以上になるんですね。この調子で続いてほしいのですが、単行本とかは…タイム系って出ないこと多いんだよ残念だよ。まあワタシは初掲載以降のタイムは全部自炊済みなんですけどねー。でもやっぱ単行本が出ると違いますよねー知名度も上がるしねー。

そういやちょっと読み返して気付いたんですけど、掲載初期の琴音ちゃんはもっと方言出てたんですね。好みはあるでしょうけどワタシは方言スキだなー。