ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「今より前の方が良かった」というのは「子猫のまま大きくならなければ良かった」というようなものだと思います。

「ぼっち・ざ・ろっく!」by はまじあき まんがタイムきららMAX 2022年11月号p18 芳文社

 

…だからといって「子猫の方が大きくなった猫よりかわいい」と思ってしまうことまで否定してはいけませんけどね。自分の感じることはそれはそれで素直に向き合うべきですから。

「今より前の方が…」という思考回路をもっていると、大きく育ってしまった猫を「昔のようにかわいくないから」といって捨ててしまったりするのかもしれません。そういう人が親になれば「親の言うことを何でも聞く良い子」しか認められなくなったり、子どもを自分の所有物と考えたり…。

好きなバンドの音楽性について云々しているぐらいなら、まあまだマシなうちなのかな。でもそのウラ側に、さっき書いたような思考回路が根付いていると思うと、そういうところから「人を見る目を養う」きっかけをつくるのもよろしいのかも。本人に凸っちゃうようになると、かなりやばいかも。

そうはいっても私も「前の方が良かった」と感じることは少なくないです。バンドだと…ドゥービー・ブラザーズなんかもそうですし、いまでもアクセプトはウドの声に魅力を感じます。マークも悪くないんですけどね。

だけど「成長する」ということは「変化する」ことだし、「より良いものになるための試行錯誤」もまた「変化を伴う」わけですから、少なくとも「変わってしまった=ダメになってしまった」という短絡的な回路はもつべきではないと思っています。

 

 

さておき「ぼちろ」。凸ってきた彼女の気持ちもわかるね。今回はあっさり済んでしまってるけど、これがこじれることもよくあるわけです。やはり「ファンは大切。でもリング上では自分だけで勝負」みたいな割り切りがプロには必要なんでしょうね。

スキ放題の推し活をしているようでいて、しっかりストイックに守るべきラインを厳守する日向さんのキャラはけっこうスキです。現実にはストイックさを捨ててる方々も多いでしょうね。だからそこ魅力的なキャラとして「良い推し活」を登場させているんだと思います。

ともあれ、アニメ開始まであと少しになりました。PVとかも出てますけど、比較的情報が少ないままの放送開始ですので、不安と期待が入り混じっております…いやいや期待してますからねー(笑)。