ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「楽しませてあげるよ」という言葉より「見るからに楽しくてたまらない様子」でやってることの方が「人を惹き付け」ますよね。

「おだまき君の道草ごはん」by 佐倉色 まんがタイムオリジナル 2022年7月号p110 芳文社

 

「これ、おいしいよ」といって差し出されるより「これおいしい!」って食べながら言ってる方が「おいしそうのリアリティ」を強く感じると思いません?

宗教とかでも「力を入れて伝道する」ことも大事かもしれませんが、まずは「それを信仰している私たちがシアワセ」という様子が見えないと、おそらく人は集まってこない気がします。

中谷彰宏さんの本だったと思うのですが(多すぎて何に書いてあったか分からない)、子どもに習い事をさせようと思ったら、まず親がそれを習って楽しんでいる様子を見せると良いということを読んだ覚えがあります。

ピアノでも水泳でも何でもそうなんですが、多くの場合「自分は身につかなかった(から苦労した)けど…」という理由で習わせようとするらしい。でもそこで「パパ(ママ)はできなかったけどこれはできた方がいいからやりなさい」ではダメなんじゃないかな。

もちろん子ども自身が「やりたい(習いたい)」というなら親は関係ないんです。要は「誰かに何かをさせよう」とするなら、その何かで「イイ思いをしている様子」を見せた方が、首に縄付けてやらせるより効果的かなということですね。

 

 

さておき「おだ草」。ついに登場「おだまきファミリー」です。意外な展開でのコンタクトでしたが、思ったより「貧乏っぽい感じがしない」ですね。一軒家だし。…いやまてバイトとか草喰ったりしてるけど貧乏アピはしてなかったっけか?

兄弟が多いという話は何度か出てましたが、男女2人ずつで4人…確かに多いわいなイマドキの家庭では。もしかすると他にもいたりして。ひとりだけ髪の色が違うっぽいのも何かありそう。

母親の姿が見えなかったり、父親の「苦労をかけて…」の言葉だったり、まだまだいろいろありそうなファミリーですが、でも雰囲気良さげではありますね。

イイ感じでおだまきファミリーに認知された穂高さん。今後は学校外でも絡んできそうです。楽しみです。つぎは穂高ファミリーも登場するといいなぁ。

そうそう、今回もですが「カラーの雰囲気」がとてもスキです。そろそろ単行本の声が聞こえ…まだちょっと早いか。でもコミックの表紙とか描きおろしとかが楽しみではありますね。