「おだまき君の道草ごはん」by 佐倉色 まんがタイムオリジナル 2022年5月号p67 芳文社
ダメ出しって「その(特定の)件についてのNG」だと頭では理解してるんです。でもやっぱり「こういうNGを発生させた自分自身に向けたNG」というふうに心がとらえちゃって凹むんですよね。
一方で「○○さんはダメ出しで凹むから気をつけて≒ダメ出しをせずにこっそりフォローして」という対応をされてしまうのもまた寂しいというか…ダメ出しがもらえないと、結局自分の成長を止めてしまうのでよろしくないんですよ。
ダメ出しで凹むのと少し違うんですが、よく「アドバイスとかを受けると不機嫌になる人」っているじゃないですか。あれ、個人的にはとても良くないことだと思ってます。人間の「良くないメンタリティ」のベスト3に入れちゃうかもしれませんええ個人的にね…。
もちろん「ただのインネン」みたいなのは真っ向から受け付けなくてもいいのかもしれませんが、やはり基本は「よりよいアナタを見たいから」「ワタシからの贈りもの」なんですよアドバイスって。
だから「アドバイスを素直に受け入れられなくても」それは仕方ない。でもアドバイスをくれた相手に「不機嫌」というリターンを返すクセがあるなら、人生の大きなマイナスになると思うので、可及的速やかにそういうメンタリティを修正していくべきです。…すいませんねエラそうな言い方で。
ともあれ前回からの新キャラかなでさんが濃いめの「おだ草」。なまじ見た目が美味しそうだとギャップにびっくりですな。まあ「ヘンな味でマズい」のと「味が無くてマズい」のでは、まだ味が無い方がマシかもしれませんが。
しかし親子そろって料理の才能がないというのはなかなかですねぇ。何を作ってもたとえば「辛くなる」「苦くなる」というならありそうですが。てか「その家の味付けの傾向」と考えると、我が家の料理も濃い目の味が好きな人からすれば「味がしない」のかもしれないなぁ。ええ、私もどちらかというとしっかり目の味わいがスキなほうなので、カミさんの「かなりウス目」の味は慣れるのに時間がかかりましたから。
それにしても、美兎先生がからむとイイ表情ですよねかなでさん。ぱっと表情が明るくなるコマにはかなり惹かれました。こういうのってこの作者さんならではだと思います。先生いなくなるとすぐスン…となっちゃうけどそこもそれでキャラですし。
さてさて、料理部に新メンバー加入で今後の展開にどう作用するのか(またタコが出るのか?:笑)楽しみです。