「狸メイドの信楽さん」by 日光のテカリ まんがタイムきららフォワード 2022年7月号p407 芳文社
もちろん「お金持ち」になることや「地位とか名誉とか権力とか」を手にすることも、それはそれで良いことなのですが、どうせなら「自分の存在自体」が皆に愛されたり頼られたりするほうがステキだと思いませんか？
特段「賢くもない、強くもない、秀でたものも持っていない」けれど、その人がその場にいると「なんとなくいろいろがうまくいく」ような雰囲気になる。そんな「縁起物」のような存在になれたなら「（自分も周りも）ゆったりイイ気分で過ごせる」と思うのです。
もっともこればかりは「何をどうすれば縁起物みたいになれる」か分かりません。でも、縁起物の類には「怒り」を見せているものがほとんどありません（全く無いかは知らないです）ので、少なくとも「不機嫌」をばらまくような真似はしないこと。いつでも「ごきげんさん」でいれば、そのうち「縁起物」のオーラが出てくるかもしれませんね。
しまった！もう８月号が出てんじゃん…ってんで慌ててヒトコマお借りする「信楽さん」です。いいよねー信楽狸さん。こういうのって「狸ならでは」のキャラですよね。
実際ここで出てくるくらいの大きさだと、結構な金額になるみたいです。でも「年ごとに新しいのをあつらえる」ものじゃないので、思い切って買ってみるのもいいかも。
なんとなく「狸さんの擬人化」だと「和風イメージ」が強いんですが、文字通り「メイドさん」衣装です。そのうえ笠と徳利、通帳の三点セットも忘れず装備されてます。
ご多分にもれず「おバカおマヌケ」がタヌキャラの身上ですが、そうはいっても縁起物、しっかり「はっちゅーミソ」を売り切ってしまう実力も装備されてます。
そんな「縁起物パワー」で幸おねえさんに幸運をもたらす信楽ちゃん…え？名前が信楽ちゃん…なのか？固有の名前はどういう設定でありんすか。
ともあれ、なかなかに読みごたえのあるゲストでした。これ続きが読みたいなぁ。セトモノ縁起物のライバルで招き猫とか見てみたい。そうだねスパロボみたく「縁起物大戦」とかもアリだね。よってたかって幸おねえさんを幸せにするのだよ（笑）。
