ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「県民性」とひとくくりにはできないかもですが、やはり「常識の軸」の置きどころは違う気がします。

「茨城ごじゃっぺカルテット」by 豚もう 裏サンデー(2023/7/25 第57話) 小学館

 

実は年明けから北関東へ仕事で出向くことが何度もありまして、延べ100人ほどの方々と業務関係やら何やらでコミュニケーションを重ねてきました。

メインは茨城で、あとは栃木と千葉など。おおむね「下総国」エリアです。仕事がらみなので多少偏ってますが、老若男女それぞれの「県ごとの印象」をもつことができましたね。あ、千葉だけはなぜか爺様ばかりだったけどね。

それぞれの県の方とは、これまで自分の方へ来てもらうことがほとんどで、相手のホームへこちらから出向いて行くのは滅多になかったんです。今回それをやってみて「地元にいるときの○○県民」とのコミュニケーションから、本当の「県民性」にちょっと触れた気がします。

茨城は「3ぽい」というより「プライド高く見栄っ張り」というイメージを前任者等から聞いてたんですが、今回仕事ついでにあった会食の機会等を通して、茨城気質を「見直した」経験をしました。

ホスト役の方と2人で会食会場へ向かう途中、今日の会食で一緒になる人たちについて簡単な説明があったのですが、経歴とかに加えていわゆる「地雷」がどこにあるかを教えてくれたんです。フェイクかけますけど「離婚歴」があるとか「汚職事件」に関与してたとか…。他所から来てる私が「不用意に地雷を踏む=メンツをつぶす」ことがないようにでしょうか。

そしていざ会食であれこれ話していて気付いたんですが、みんなが上手にお互いの「プライドを尊重しあい見栄を整えあう」ように話をもっていくんですよね。さっきの「地雷」もあえてあからさまに避けたりせず、流れによってはその話題になったり。

またもフェイク入れますが、ある人が「ゴルフ大会で優勝した」と紹介され、みんながスゴイスゴイと言ってたら、その本人が「いかに努力を重ねたか」や「道具の吟味」「当日プレー中の心境」等々を語りだすんですよ。謙遜とかあんまりしなくて、でもみんな楽しそうに話を聞いてる。

大阪人みたいな「プライドや見栄はカッコ悪いものだから、それらをかなぐり捨てて笑いをとる」…ということは全然ない。ケナシもクスグリも…オチも無い(当然)。正直「これはなかなかスゴイことかも」と感じました。

みんながそういう感じなので、会食は始終和やかな雰囲気でしたね。(2割くらいの人は訛りがすごくて会話に困ったのはナイショ:笑)

もちろん仕事のときはシビアな面も見ました。「ダメだよそれじゃあ!」とビシっと言う場面とかね。ケンカはなかったけど「怒りっぽい」というのはちょっと納得。言うことは言うんだよホントにね。

 

 

他にも面白い話はあるんですが、ここらで「ごじゃカル」。気付くとお借りするのは…1年ぶり?ネタにしたいコマはあったと思うんですが、私がしばらく沈んじゃってたからねぇ。

さておき、あやめまつりを振り返る4人。人混みのすごさにあてられたノブちゃんですが…いまウィキペディア見たら、来場者数80万人?そりゃ人が混み混みだわ。

まだまだ遠慮がちな東京メンタルだったノブちゃんを「いーんだ!」と茨城メンタルに呼び込むスズ。気を遣うようでも遠慮はしない、そんな感じがとてもいーんだよね。

ともあれ、県民性ランキングに「陰湿さ」の項目があったら、それこそ茨城は「最下位」になる気がします。ええ、いー意味でです。