「ゆえに、アイドル革命!」by みんとる まんがタイムきらら 2021年5月号p103 芳文社
もう10年近く前になりますか、島根県の「安来節演芸館」へ行ったことがあります。
最初はあまり興味無かったんですが、これがまたとても面白くて。私たちは仕事関係での団体旅行だったんですが、お客の中から2~3人を舞台に上げて「ひととおりの手ほどき」をしてくれたんですよ。
「ただ『どじょうを獲るまねごと』をして踊る」んじゃなくて、頭から終わりまで「ストーリー」があるんですね。そして歌舞伎でいう「見栄」を切るポイントもあって、ホントある種の「舞台芸術」なんだなぁと、ちょっと感動さえしました。
私たちの中からも一人「手ほどき」を受けて「免許皆伝」された人がいましたけど、私も本気でやりたくなりました。次に機会があったら是非手を挙げてみようと思っています。
併設された食堂で食事もしました。実は以前東京で「柳川鍋」を食べて具合が悪くなった経験があったので、正直気乗りしなかったんですが、ここでは美味しく食べられて具合も悪くなりませんでしたね。いろいろといい思い出です。
さておき「ゆえに!」。えーもう次回で最終回ですかー?「2乙」じゃもったいなくないですかー?まぁアイドルものはケッコウ競争が激しいので、仕方ない面もあるでしょうけどね。
個々のキャラより全体のストーリー展開の良さが目立つ作品だったと思います。なのでもうひと山盛り上げ場面が来るかと思ってました。まぁそれでも極端に尻切れ感はないので、上手にまとまっているんでしょうね。
4コマ誌での掲載はあまりない作者さんですが、これを機会にゲストでもちょくちょく読ませてもらえればと期待してます。意外とタイム系との相性がイイような気もしますね。