ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

いまでは関西式のうなぎもスキですけど、最初に「美味しい!」と思ったうなぎは関東式だったんですよ。

「ひつまぶし」by 酒井だんご ごはん日和vol.35 おいしい県民グルメ p175 ぶんか社

 

小学生くらいだと「うなぎが大好物」って子、それほどいないような気もするんです。ワタシも「牡蠣が大好物」って言ったら「子どもなのに?」って不思議がられましたもんね。

うなぎとか牡蠣とか、いまは心底美味しいって思えますけど、子どもの味覚だと「…正直それほどでは」ってなるんじゃないかなぁ。

うなぎをいつ頃から「美味い食べ物」と認識するようになったかというと、ワタシの場合はやはり「中卒で親元を離れて関東住みになってから」だった記憶があります。どこのどの店で食べたものかとか、細かいところは思い出せませんが、少なくとも関西近辺ではなかったはず。

その後、関東とも関西とも違う地域に住むようになって、店によって関東式だったり関西式だったりのうなぎを食べるようになってからは、どちらかというとやはり関西式の方が美味しく感じるようになってきました。(ちなみに名古屋には住んだことがありません。仕事で行くことはそこそこありますが。)

以前に書いた「苦い思い出のうなぎ」も関西式でした。もしかすると一番最近食べた「美味しいうなぎ」があのうなぎになるのかも。あれからなんとなくうなぎを食べるのを避けてたような気がしてますし(苦笑)。

「ひつまぶし」は名古屋近辺での会食で食べた記憶はあります。ただ「ひつまぶしをたべるぞー!」という感じで食べたわけではないので、残念ながら印象は薄めです。ごめんなさい。美味しかったとはおもうんですけどね。

 

 

そんなわけで「ごはん日和」から県民グルメとして登場の「ひつまぶし」です。いいよねー趣味が同じ人と楽しく食事って。最近そういう機会がとんと無いのです、残念だ―。

作者さんはこのぶんか社グルメ誌でしかお見掛けしないんですが(4コマじゃないから当然といえば当然)、画もお話もけっこうスキなタイプです。いつだったか「熱が出て遠足に行けなかったムスメのためにお寿司を握るパパさん」のお話がありましたが…ちょっとイイなーじわっときたなー。

今回は「おっかけ女子」の2人が主役。こういう「オネーさんが若者の面倒を見てあげて」というお話っていいよね。また「昔いろんな人にお世話になったことを、次の若い人にしてあげる」というのは、出来そうでなかなか出来ないものですから、フィクションであってもそれが出来るストーリーはスキです。

基本的に毎回登場人物も登場メニューも変わるのがセオリーになるんですが、機会があったらこの2人にはまた登場してほしい気がします。期待してます。