ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

根も葉もないウワサや、虚偽の情報によって「実際とかけ離れた」見方をされるのはイヤですねぇ。

ラディカル・ホスピタル」by ひらのあゆ まんがタイム 2023年6月号p46 芳文社

 

正直、自分が他人に「正しく見てもらえること」は期待しない方がいいかもしれません。そもそもその「正しい自分」はあくまで「自分の意識がとらえている自分像」ですからね。

たとえば「自分は家族思いな性格で家族に優しくて、そのぶん家族からも愛されている」という自己認識をもっていても、もしかすると家族からは「気が向いたときにこちらの希望も聞かずに自己満な家族サービスをするだけで、そのくせ恩着せがましいことを言ってくる」と思われてたりね…あああブーメランがブーメランブーメランンンン…

他人からどう見られてもホントに全然気にしない人はさておき、フツーは「他者からの評価」が気になるものです…よね?それが「自分の評価点」より高いと単純にウレシイし、逆に自分が思っているより「低い評価」だと分かると、ときにはかなりのショックだったりします。

でもこれって言い換えると「評価を他者に任せる」ということなので、どうなのかなと思います。

前に書いたかどうか分かりませんが、父から何度か言われたコトバに「褒めてもらおうと思って動くな」というのがあります。「褒められたくてやるのは本当の仕事(任務?業務?)ではない。誰にも褒めてもらえなくてもやるのが大事だ」と。

これ、考え方によって是非があるかもですが、他人(周り)にプラスの評価をしてもらいたくてやるというのは、自分の評価軸を他人に委ねていることになりませんか?

もちろんそれが全面的に悪いとも思いません。褒めてもらえることはモチベーションにも大きく影響しますし、人を褒めることは褒めた方にも何かしらのイイ効果がありますから。

でも、他人が褒めてくれるところと、自分が「我ながらよくやった」と感じるところが違ったりすると、マイナスの作用がある…たぶんあります。

…ああ言いたいことがまとまりにくくなってますね。んー、あえて結論めいたことでまとめに入ります。

「喜んでもらいたい」という思いでやることと、「褒められたい」と思いでやることを、しっかり分けて考える必要がある。そこが大事。

 

 

そして「ラディホス」。今回もいろいろ考えさせられる内容でしたが、最後の「素直で明るい山下さん」が全部持っていきました。いいよいいよその調子!(笑)

確かに長く開業医をやっている高齢のお医者さんって、独特の雰囲気を持っている気がします。まあ相対するときにはいつも「年齢差でこちらが若僧」ということもあってか、たいてい「圧」を感じるものですが、ごくたまに「おちゃめな老センセイ」もいたりしますよね。…あ、あれって小児科のセンセイだったかも。子ども相手だからそういうキャラ(を作って?になって?)かもしれないです。

ともあれ「病院嫌いの耳鼻科開業医」の大倉先生。先月~今月の「タイム」と「タイオリ」をまたいでの登場ですが、なかなか面白いキャラですね。再登場を期待してます。