ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

オトコから「カワイげがない」と思われるくらいになれば、知性は立派な武器だと思います。

「コンビ名、考え中。」by りんかりんね まんがタイムきららキャラット 2023年4月号p168 芳文社

 

「男尊女卑」なオトコでなくても、やはり「自分より一枚も二枚も上手の知性をもった女性」というのは、なんとなくカワイげがないというかケムたいというか…そう感じてしまうところはある。そんな気がします。

性差ゆえの「男の限界」「女の限界」は確かにありますが、こと「知性」ということで言えば男女差は存在しない。これまで生きてきて「学んだこと、経験したこと、考えてきたこと」から醸成されるのが「知性」なんでしょうね。そんな気がします。

「知性(や理性)」には性差がない(少ない)一方で、一番男女で差が出るのが「感情」だろうと思ってます。女の子の人生を「切り拓く」のが「知性」だとするなら、逆に「閉ざしたり混迷させたりする」のは「感情」なんじゃないかなぁ。そんな気がします。(もちろんオトコもね)

でも、多くの女性は「感情」が武器になると思って振り回しがち。それは結局「自分の人生を閉ざし混迷させる」わけで、またときに男にはそういう「感情先行女性」を都合よく利用してしまう習性があるんですねたぶん。

それに対して、自分の感情をきちんとコントロールできる「知性主軸女性」は、男から見ると利用しにくい。感情面から揺さぶる手法が効かないので「女」を相手にするやり方ではなく「(男女を超えた)人間」を相手にすることになる。あしらって済ませることができないところが「カワイげがない」「ケムたい」と感じることになる。個人的にはそう思います。

ただ、そういう「知性主軸女性」こそ、より良い人生を送るためのパートナーに相応しいのは確かです。もちろん彼女ら側から選ばれるレベルの男性にならなければパートナーにはなれませんから、己を高める努力は必要です。うん、やっぱり良い人生を全うするには「常に自己研鑽」が必要なんでしょうね。

 

 

…どうも脈絡のない長文になりがちですが、それはおいといて「考え中。」。3回ゲストの2話目です。1話目は個人的にピンとこないところもあったのですが、今回は面白く読めました。てかブランクのせいか4コマもまともに読めなくなってたりするのか?>自分

作者さんは前作「まこヘキ」から約1年ぶり。昨年も4月号からヒトコマ借りて書いてました…おお、1年って短いか?もしかして。

メインキャラが「漫才コンビ」とその片割れが家庭教師をしている「浪人生女子」という、考えてみるとちょっと変わった編成です。「まこヘキ」は女装男子が主人公の声優業界モノでしたから、この作者さんはなかなかユニークな「キャラ創造」のセンスがあると思います。キライじゃないですスキです。

ヒトコマのタカノさんが「実は副業(?)が医者」というのもすごいんですが、浪人メガネ女子の青井ちゃんの「教わりたい先生がいる大学」を志望校に選ぶというのもかなりすごい。そういう人、ゼロじゃないけどほとんどいないんじゃないでしょうかね。またその先生が「近代ドイツ法哲学」の研究者という設定だなんて…なんだろう、青井ちゃん他人のような気がしないんですけど(笑)。

なにげにドライっぽいタカノさんと素直なよしざき、そして何か目覚めそうな青井ちゃん。三者三様の漫才への向き方が、今後どう展開していくのかが楽しみです…って3回ゲストだと次回で終わり?いやいやこれはゼヒ続けてもらいましょうよ>芳文社さん