ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

こういうのって「何が楽しいのかはさておき止まらなくなる」んですよねー。

「まあみさんとレトロ遊び」by ボマーン まんがタウン 2022年10月号p164 双葉社

 

飛ばす距離を競うとか、何かに命中させて遊ぶとか、そういうのじゃないんですけど、始めると止まらないのが「遊びとして優秀」な証拠だと思います。

前回お借りしたときに「フラフープはリングフィットの先祖」みたいなことを書いたんですが、この「フィンガー☆ポン」の場合は「ハンドスピナーの先祖」かもしれないなーと思いました。ハンドスピナーも特に競い合うことのない「手遊び」ですもんね。

そんな「何が面白いのわからないヒトもいる」両者ですが、共通してるのは「指先でのコントロール」を要求される点です。もしかするとこういう「手先・指先」を使う遊びって、子どもの成長にしっかり役立つ「楽しみながらのトレーニング」なのかも。手の器用さとともに、脳につながる神経の刺激にもなっていそうです。

そう考えれば「遊びをせんとや生まれけむ」という言葉どおり、子どもは「遊びを通して成長していく」のだなぁと実感させられますね。そしてできることなら「いつまでも遊べるこころをもち続けて、自分を成長させ続けられる大人でいたい」などと思ったり…。

 

 

ともあれ、めでたく「シリーズ連載」となりました「まみレト」。今回は70年代から80年代への「素朴な遊びから電子ゲームへ」というドラスティックな変革がテーマ(?)です。

やっぱアレです、一気に「電子工作キット」とかが身近になったのがあの頃でした。トランジスタとかダイオードとかを電子部品の店に買いに行ったりね。ワタシは当時大阪にいたので、やっぱり「日本橋の電気街」が聖地でしたね。

インベーダーゲームは「喫茶店とかにあったテーブルタイプ」より「立ってプレイする縦型筐体」になじみがあります。あれこそ当時の子どもたちから「お年玉を巻き上げる機械」みたいなもので、社会問題にもなってたような…いえそこまで新聞とか読み込める年齢じゃなかったので、なんかテレビでやってた気がするって程度の記憶しかありませんけども。

作中で「時代のあだ花」みたいにいわれている電子ゲームも、確か当時出始めた「ベーシックでプログラムを作ろう」とかいう本に載ってたりして、ワタシもレーシングゲームとか作ってみたなぁ。「then」とか「go to」とかなんとなくわかったような気になって、ちょっとアレンジするともう動かない(笑)。でもイイ勉強になったとは思いますよホント。

さておき、イマドキのお子さまは虚無りながらもちょっと気になる様子の「レトロ遊び」。次号は何が登場するか、すごく楽しみです。