ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

幸不幸を測る定規は無いのです。

「恋はリベンジのあとで」by 辻灯子 まんがホーム 2022年9月号p59 芳文社

 

昨日の「広島平和記念式典」、広島市長が平和宣言の中で、トルストイの「戦争と平和」から「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」という言葉を引用しましたね。

意義ある言葉だと思います。私ごときがあれこれ言うことはないと思います。でもここは私のブログで、幸いにも日本は「言論の自由」がありますので、個人的な考えをほんのちょっとだけ…。

以前にも書いたように、私は「幸福か否かを測る定規は無い」と思っています。誰かが「私は不幸だ!」と叫んだとき、それがいかほど不幸かを数値化はできません。もちろん幸福もです。

そもそも数値化ということにそぐわない。プラスだと幸福?マイナスだと不幸?そういうものではないはず。

数値化することがそぐわない概念なんです。幸福とか不幸とかは。数値化がそぐわないとはどういうことかというと「比較ができない」ということです。

言葉遊びになってしまうかもですが、できれば「幸福と不幸」ではない言葉を選びたい。そう思います。

 

 

ホントはこの3~5倍書きたいことがあったんですが、ヒトコマラクダの日記ですからねここはね、このへんで切り上げるね(ホントはテンションがもたなかったの)…さておき「恋リベ」。

「チャンスは前髪しかない」などといいますし、逃がして後悔するよりつかんだ方がいいんじゃないかな。「いたたまれない気持ち」もわかるけど、こういうときってチャンスをみすみす逃したところで、たぶん誰も幸福にはなれないと思います。すいませんテキトーなこと言ってますね。

作者さんの作品からのヒトコマは、前作「おんなのおしろ」以来です。コンスタントに読み続けている作家のひとりなんですが、なかなかヒトコマの機会が噛み合わない。イイ作品ばかりなんですけどね。