「スナックあけみでしかられて」by 松田円 まんがホーム 2022年8月号p141 芳文社
ワタシはこれまで人生で一度だけあります。もう○十年前、ハタチのころでした。
一応大学生として某私立の法学部に通っていたんですが、授業料もさることながら教科書参考資料の類がバカ高くて、国公立を受けなおすか悩んでいました。
そこへ親友が当時通っていた予備校に「ちょっと見に来いよ」と誘ってくれまして、のこのこついて行ったんですよね。いまはどうだか知りませんが、当時はそれほど「外部の侵入受講者」にうるさくなかったんです。ちなみに彼は筑波大を目指して浪人してました。
古文の授業だったと思うんですが、ほうほうなかなか面白い授業だねぇと先生の話を聞いてて、ふとひとつ前の列に座っている女子に目が行きました。
グリーン系のオシャレな服を着た子で、髪もカールにセットしていて、へーこんな子ウチの大学にはいないなぁと見てたら、手もとのノートから目線を上げた横顔に…一目惚れしてしまいました(わお)
それからしばらく目が離せなくなり、授業が終わって教室から出ていくのをぼんやり見送って。ええ、結局親友の誘いを受けてその予備校に入り、本格的に国公立への再受験を始めましたとも。
あの一目惚れの感覚はいまでも鮮明に覚えている…って言えたらいいんですが、正直時間とともに薄れて、いまでは「そういうことがあった」という記憶しか残っていません(笑)。
最後まで名前も知らない話もしたことないもちろん告白なんて…てか「そういうこと=仲良くなって付き合いたい」とかじゃない。ただ毎日いくつかの受講科目で顔が見れるだけで良かったんですよイヤホントマジですってば。
彼女はどうやら「美大だけど一般科目の入試ハードルが高い学部」を目指しているらしく、授業は真面目に受けてました。数人の友だちと大抵一緒にいましたっけ。予備校自体、全般的にみんな真面目に勉強に励んでいて、友だちになってもつるんで遊ぶことはあまりなかった記憶があります。
合格祈願の初詣にクラス全員で行ったあたりから、受験も本格化して授業で見かけることもなくなり、それっきりです。
…あんまり面白くないお話でしたね。まあ「自分語りブログ」ですのでカンベンしてください。どっとはらい(笑)。
さておき「あけみさん」。夏の辛いメニューのハナシから「友達からの恋愛感情VS一目惚れ」への展開がなかなか見事です。
ワタシは辛いの大スキーヤーなんですが、それでも年齢とともにレベルダウンしてきたようでして、先日セブンイレブンで買った「カシミールカレーせんべい極辛口」は、結局一袋食べきれませんでした。マジ辛すぎですよアレ。
ともあれ、年々「辛みのバリエーション」は豊かになっているのは確かです。「和・洋・中」以外に様々なエスニック料理が身近になっているからでしょうね。辛口耐性が低下し切る前に、いろいろな激辛メニューに挑戦しておきたいなぁ。