「ローカル女子の遠吠え」by 瀬戸口みづき まんがタイム 2022年5月号p59 芳文社
「根拠のない自信」と同じくらい「価値ある名言」だと思っています。そうだよ大丈夫だよ。
「大丈夫」ということばについては何度か書いてきましたが、人を激励したり賞賛したり、ときには慰めたりする上でとてもイイことばなのは間違いないです。少なくとも「否定的な言葉を浴びせる」よりは世界を良い方向に回転させることができます。
「君は優しいから大丈夫」「君は誠実だから大丈夫」「君は憎めない性格だから大丈夫」…というように「大丈夫な根拠」がどれほど主観的であり客観性がなくても「大丈夫だから大丈夫」と言い切ってしまえるところがこの言葉のチカラです。ええワタシはそう思ってますとも。
もちろん全然大丈夫じゃないこともあるでしょうけど、そういうときは「大丈夫じゃない現実を正しく捉える」ことと同時に、気の持ちようとしての「大丈夫のチカラ」が必要だと…もしうまくいかなくても「この失敗は将来の成功のために必要な失敗だ」と思えばよろしい。大丈夫。
「浜松の餃子はおいしい」ということは、一見「ランキングで宮崎に負けたこと」から話を逸らせてゴマカすようですが、大事なのはランキングじゃなくて「おいしい」ことなので大丈夫です。とかいいつつ宇都宮餃子もおいしいので大丈夫です。みんなちがってみんなおいしい。大丈夫。
最初に書こうと思っていた内容を途中で見失ったためヘンな文になりましたがともあれ「遠吠え」。桜餅は「道明寺」でお願いします。
いろいろ言い訳？をしながらも「浜松餃子への愛」がにじみでる（噴き出す？）バタやんですが、実にポジティブでよろしい。そう、バタやんが何かをどうにかしてみても現実として「餃子支出額１位は宮崎」は変わりませんので、そこは「受け止め方を変える」ことで心の平安を保つことも必要ですね。
それにしてもまあよくネタが続くよねこの作品。というか静岡のそこはかとない「深さ」を感じずにはおれないですホント。
