ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

集合写真は必ず「2回以上シャッターを切る」ことをオススメします。

「ぎんしお少々」by 若鶏にこみ まんがタイムきらら 2022年5月号p80 芳文社

 

…フィルムだとムズカシイですけどね、コストになるし。

仕事上でもプライベート(趣味の活動)でも、どういうわけか「集合写真」の撮影を担当することがとても多いです。仕事の方はもう年間行事として決まってます。プライベートは最近いろいろ事情があってご無沙汰してますけど。

集合写真を撮るときのコツ…というと大げさかもしれませんが、ワタシがよくやる方法は「上手くしゃべりながら3~4回撮る」ことです。あ、その前に「服装」と「立ち位置(顔がちゃんと見えているか)」のチェックが大事ですね。

服装は「隣の人とお互いにヘンなところが無いか見合ってくださいね~顔じゃないですよ~服ですよ~(ここで笑わせる)」というやり方が多いですね。意外とちゃんと「相互チェック」してくれます。ヘンなのが写真に残ると(お互いが)イヤですからね。

次に立ち位置ですが、これはワタシがチェックしなくてはなりません。最初に「皆さん私の顔が見えますか~?片目じゃダメですよ両目で見えますか~?」とヤリます。顔が前の人のカゲになってたりしたら、ちゃんと写るようにズレたり寄ったり位置を換わってもらったり…。ここがある意味一番大事かもしれません。妥協しないことですね。

でもって何度か書いてますがワタシはスキンヘッドなので「はい~私の頭がマブシくても目をつぶっちゃダメですよ~」とカマしておきます。何度か笑いを取りにいきますが、そのリアクションを見ながら対応も変えていくのがミソです。

そして「じゃあカメラチェックで1枚お願いしま~す(すぐカシャ)」と、まず「身構える前の1枚」を撮ります。これで結構いい写真が撮れたりもしますけど、それより「え?いきなり撮るの?」と思わせて、軽い緊張感を持ってもらうんですよ。

撮れた画像をチェックしたら、いよいよ本番。「ではいきます。背筋を伸ばしてアゴを引いて…いいですねぇ。では1枚目で~す…ハイッ(カシャ)」

「…はい、では2枚目いきま~す。2枚目って言うくらいですからキリッとイイ男(イイ女)の顔でお願いしますねー。では2枚目…キリッとイイ顔で~…ハイッ(カシャ)」

「…イイねイイですねカッコよく決まりましたねー。ではもう一枚、3枚目いきま~す。今度は3枚目ですから笑った顔くださいねー3枚目ですからねー(ここで笑ってくれる人たちだと助かります)ハイでは3枚目笑顔えがお~…ハイいきま~す…ハイッ(カシャ)ハイありがとうございました~」といった感じですねだいたいね。

こうして4枚(ときには「あ!いま目つぶった人いましたね…もう一回お願いしま~す」とか言ってあと何枚か)撮っておくと、最低でもそのうちの1枚は「使いモノ」になるものです。そんな感じですので…良かったら参考にしてください()

 

 

あああなんかヘンな長文でしたあああ…さておき「ぎんしお」。2乙はもったいない。ホントもったいない。もっといろいろなエピソードが用意されてたんだろうなと思うとホントもったいないオバケが出ちゃいますよ。

「距離ミスった、もう一回!」は「よくやる手口」とのこと。たぶん、きっと、ワタシの「2枚目以降を撮るための方便」の「まほろさん(もゆるちゃん)版」なわけですよね「距離ミスった!」がね。

最終回、最後のページで「8コマかけてみんながだんだんフレームアウトしていく表現」はすごくすごくステキです。フツーのコマ割りを崩さずにエンディングへもっていくのはすごくスキ。噛むほどに味わいが出てくる表現だと思います。スキ。

タイトルコマの後ろ姿のしろの何というか…肉感?ですかねそういうのもスキ。てか前作(放課後すとりっぷ)は肉感出まくりだったけど、本作はたまにしか出ない分「肉感インパクト」が強めに感じられます個人的にね。スキ。

…終わっちゃったねー。でも「次回作にご期待を」が柱にあるから…正座して(いえ正座はしませんが)待ってます。ありがとうございました。