「うさパン焼いて悪いかよ!」by 山本アヒル まんがタイムきららキャラット 2024年4月号p186 芳文社
リアルではカミングアウトがマイナスに作用することも多いので、隠しておくのも仕方ないんですけど、あまりに抑えつけすぎてはいけません。
「こんなものをスキなんてイケナイことだからヤメなきゃ」っていうのがダメなんでしょうね。たとえマトモじゃないナニカであっても「自分はコレがスキだ」というのを自分に正直に受け止めるのがよろしいかと。
さすがにドラッグのような違法なモノなんかは、ヤメた方が自分のカラダのためにもイイんでしょうが、そういうのでなければ「それをスキな自分」を無理にヤメない方が、長い人生を充実して生きるためにプラスになってくれると思います。
今回のネタ作に出てくるのだと「女装」とか「BL」とかがそういうのになるのかな。別に法にも触れないし直接的に誰かを傷つけたりもしないし…まあ確かにバレたら面倒かもしれませんが、だからといって見つけたら鬼の首を取ったように騒ぎ立てる連中はキライです。ほっといてやればいいんですよホント。
ワタシ自身、4コマまんががスキなことも、スキが高じてこういうブログをやってることも、わざわざ周囲に公表してはいません。面倒なことになってもイヤですしね。でもスキなものはスキだし、大っぴらにこそしませんが4コマ雑誌は近所の(といっても歩けば30分以上かかる)コンビニで買ってますから、偶然行き会った知り合いは、たぶんカゴの中にそういうのが入っているのを見てるはず。ですが特に「なにオマエそんなんがスキなの?」みたいな言われ方はしたことがありませんもの。
逆にいうとあえて「隠れて楽しむ愉しみ」というふうに考えてみるのもいいかもですね。なんというか「隠れてヤルからなお愉しい」というヤツでしょうか。あ…こういう言い方はよろしくないのかな。でもさ、よく言うじゃん…「紳士の楽しみ」とかさ(笑)。
まあこのハナシはこの辺にして「うさパン!」。ありゃ、これもヒトコマ借りるの初めてなのかぁ。結構ネタになりそうなコマはあった気がするんですけどね。
今回、委員長は「ヘビメタ好き」をカミングアウトしましたね。まあ最近はどうだか知りませんが、ワタシの若いころは確かに「洋楽がスキ=ええカッコしぃ」という捉え方はされてました。「歌詞解って聴いてんのかよ」みたいに言われたこともあったしね。
でもやっぱり「日本のロックには無いモノ」が、洋楽にはあるんですよ。日本語だとどうしても「七五調」の歌詞とそれに合ったメロディになるんですが、洋楽はもっと自由なメロディラインが出来るんです。ビートルズとかそうですよね。あの手のメロディに日本語は乗せにくいですから。いや乗らないと言ってよいかも。
さておき、クラスのみんなに「カワイイもの好き」が受け入れられて、これから本領発揮のハチ。文化祭が楽しみになってきましたねぇ。さて、ハチはメイド服を着るか否か(笑)。