「白老牛のキャンプステーキ」by 松本あやか ごはん日和vol.29 キャンプ三つ星ごはん p149 ぶんか社
まずこのコマについてちょっと補足。
デイキャンプに来た彼女(と職場の同僚♂)。肉を焼こうとするんですが、バーベキューグリルの炭にうまく火がつかなくて、結局手持ちの着火剤を使い切ってしまうんですよ。
それで「もうおしまいだ!中止だ(嘆」となっていると、♂が近くで同じようにキャンプしてるグループへ「着火剤余ってないっスか~」と声を掛けて分けてもらい、無事火をおこして肉を焼いてめでたしめでたし、と。
それだけと言えばそれだけのことなんですが…身に覚え、ありませんか?(私だけ?
気合が入りすぎたり、まじめに何とかしなきゃと考えすぎたり、そういうときに「大したことないアクシデント」が発生すると、それが「巨大なカベ」に見えたりして…。
こういうマンガになれば笑えるようなシーンも、いろいろシチュエーションが変わってリアルで眼前に現れると、この女の子(坂本さんといいますが)みたいに「自分で勝手にジ・エンド」にしてしまいがち(え?私だけ?
なので(論理が飛躍してるのは棚に上げて)、気合が入りすぎるタイプやまじめに取り組みすぎるタイプの方には「4コマまんが」をオススメします。…あ、この作品は4コマじゃなかったですね(笑)。
そんな本作品、連載タイトルはそのときのメニュー名ですが、この作者さんでの単行本も「きみと食べると、」というタイトルで出ています。
「ごはん日和」の表紙も描いておられるので、文字通り看板作家なんでしょうね。画も安定していてよろしいかと思います。…てかけっこうベテランさんでした、失礼しました。
グルメまんがにもいろいろありますけど、毎回のようにバトってる某「美○しんぼ」ばかりじゃなくて(いえ「美味○んぼ」はスキで読んでましたけど)、こういうゆるっと目な作品も読者が増えてくれればウレシイです。