「歌詠みもみじ」by オオトリキノト まんがホーム 2022年3月号p150 芳文社
私の場合は交通事故だったんですが、やはり足を骨折しちゃったんですよ。もう何十年も前になるので記憶が曖昧になってきてますけどね。
横断歩道が無い場所を小走りに渡っていくところを、すぐそばの交差点を曲がってきた車にはねられまして…。まあ私もその「すぐそばの交差点の横断歩道」を渡ればよかったんですけどね。つい…ね。
交差点からはちょっときつめの上り坂だったので、運転していた人もいつもの癖でガッと加速にかかっていて、ちょうどそこに道を渡っていた私がいたんですね。結構な衝撃だったのは憶えています。
相手は中年後半の女性で、パニクったのかすぐ止まらずに加速したまま上って行くし、一緒にいた同僚上司は「すわひき逃げする気か?」とあせったそうです。
それでも少し上ってから止まって戻ってきて…まあモロに轢かれたとかではないので、ちょっと路肩で様子を確認。相手はすぐ保険屋に連絡。警察にも連絡して到着待ち。
まだ若かったし、はねられたといっても大量に出血とかはしてないし、痛かったけどまあ打撲ぐらいかな…と。ところがちょうどすぐそばにあった総合病院で診てもらうと「骨折してますね」…マジかー(汗)。
全治1か月、ギプスはめてイイコしてました。そのときは相手の保険が手厚かったのか、休業補償とかもちゃんとしてもらえたし、生活に困窮するようなことはありませんでしたね。
そうそう、相手の保険屋さんは「事故直後の現場到着」も警察より早かったし、諸々の対応も素早く的確だったのは印象的でした。プロだなーと感心した記憶があります。いま現在の私の車の保険はネット保険ですけど(安いしね)、余裕があるならやっぱり保険は「大手が安心」というのは正直な感想です。ネット保険って日曜休みだったりするし(小声)。
私の事故回顧バナシはさておき「歌もみ」。いやーパパさんらしい。実にパパさんらしいねぇ(笑)。家族とかの前では「これくらい余裕余裕(^^)」とカマしておいて…ありがちありがち(私もね)。
この作品は、ある意味「まんがホーム」という本誌にとてもマッチしているのがよろしいです。英語の「ホーム」にはいろんな意味がありますが、本作のエピソードはそれぞれ「ホームらしい」もので、そこがなんというか…読んでて安心感とか癒しのようなものを感じます。
しかしまぁこれだけ安定して掲載されているし内容も良いのになにゆえ単行本が出ないのでしょう。そこが芳文社さんのナゾです。イマドキなら電子で出せば採算とかもイケそうな気もするんですがねぇ(いえ紙がイイですけどモチロン…)。