ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

現実との折り合いをつけるためにどうするか…きっと永遠の課題であり、同時に誰もがもう答えをもっていると思うのです。

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「さよなら幽霊ちゃん」by sugar. まんがタイムきららフォワード 2022年1月号p445 芳文社

 

現実は「がっぷり四つに組むべき相手」なのかもしれません。でも個人的には「旅の途中」という考え方のほうがスキです。正しいかどうかは分かりませんがスキです。

「無様(ぶざま)」って言葉、最近言ったり聞いたりしてなかったので、ちょっと刺さりました。いや「引っ掛かった」というほうが正確かな。

「無様にもがく」ことが、若いころの自分にとっては許せないことだったのを思い出しましたね。なんというか「美学に反する」といいましょうか…。でもカッコつけてみても「無様でつまらない現実」のほうは何も変わらずそこにある。そう気が付くと「無様にもがく」ことがカッコ良く思えてきたりもします。個人的意見です。

「家族のため」「自分のため」…この現実を生きていくなら、きっと「無様」なほうがステキなんだろうな。

 

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などといろいろ考えてしまう「幽ちゃん」。この作品がフォワードのシメ…トリ…なんとも良いコトバが思い浮かばないのですが、個人的には「さて、しんがりに控えしは」な作品で、いわば「フォワードチームのアンカーマン(綱引きの最後尾)」だと思っています。

単行本でまとめて読む方がよい作品だと感じる人も多いかもしれませんが、私は連載を追ってこその「幽ちゃん」だと思ってます。前回の「幽霊なんて、いないっ!!」から、しっかり1か月待つことがこの作品を味わう作法なんじゃないかなぁ。ええ個人的意見感想ですです。

今回は一段落をつけてくれてますが、こういうタイミングで伏線の復習をしておくと良さそうです。そして次回を待ちましょうそうしましょう。